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エンジニアとして成長したい。機会提供の豊富さを強みとする「デリバリ支援&人材育成」に特化した組織

こんにちは、プライムSIを手掛けるグループソリューション統括本部・システムソリューション統括本部の採用チームです。
多様なプロジェクトを幅広く担う「エンタープライズソリューション本部」では、各部門の運営を安定化させるため、組織を横断して開発プロジェクトをサポートする部隊が存在します。

それが、本部直轄の「プロジェクトサポートグループ」です。母体となる組織が2021年に立ち上がり、2023年4月に現在の体制へと生まれ変わりました。

採用面接・面談の場では面接官も担当する野口 順一さんに、自身のこれまでの経歴から組織の紹介、プロジェクトサポートグループではたらくことの魅力についてインタビューしました。


インタビュイーのご紹介

野口 順一さん
システムソリューション事業部 エンタープライズソリューション本部 プロジェクトサポートグループ所属

2011年12月にパーソルクロステクノロジーへ中途入社。これまでにグループソリューション本部、DXソリューション本部、品質監査部、エンタープライズソリューション本部と幅広く業務を経験。
現在は部門を横断したデリバリ支援、人材育成、案件獲得などを行うプロジェクトサポートグループにてマネジャー業務を担う。

転職軸は、スキルとキャリアの幅が広がるかどうか

──まずは、これまでのご経歴について教えてください。

私はパーソルクロステクノロジーが3社目で、それまでは二次請けのベンダーでエンジニアをしていました。

経歴を遡ると大学時代にはC言語を中心に学び、1社目ではレガシーな言語(COBOL)を扱う部署へと配属されました。
ただ、それから同じようなアーキテクチャの案件ばかりが回ってくるようになり、新しい技術を覚えられないことに危機感がありました。そこで選んだのが、新しい技術要素に触れる機会を得られる企業への転職という道です。

そこでは大規模なシステム開発を中心に取り組み、多種多様な開発経験を積ませていただくことができました。そうして開発スキルを向上させていくと、次第にプロジェクトマネジメントの方にも興味が強くなってきたのですが、その会社も二次請けで機会を得ることが難しい状況でした。
そこで、次の活躍の場として入社したのがパーソルクロステクノロジーです。

プライム案件が100%なのが魅力で、これまでにグループソリューション本部DXソリューション本部品質監査部、そして現在のエンタープライズソリューション本部と幅広くキャリアを積ませていただきました。

──それぞれの本部では、どのような仕事を担当してきましたか?

グループソリューション本部は、パーソルグループを対象にした内販が中心の部署です。今ではもうなくなりましたが、アルバイト求人情報サイト『an(アン)』などのシステム開発のPMとしてデリバリを担当していました。

その後、組織外のお客様に対するプロジェクトでPMのスキルを伸ばしたいと考え、外販SIのDXソリューション本部へ異動しました。
そうするうちに、次に関心を持ったのが「どうプロジェクトを安定させるか?」という品質監査の分野です。1年ほど品質監査部でプロジェクト監査業務に従事しました。
期間は短かったのですが、各本部の見積審査やプロジェクト監査を通じて各組織の特色や課題を知ることができたのは大きな収穫でした。

──その後、現在のエンタープライズソリューション本部へ異動してきたわけですね。

デリバリの面で課題の多い組織で事業の安定化に寄与しようと2020年に異動したのですが、リカバリを必要とする案件があり、そこから約2年、PMとしてプロジェクトの立て直しに奔走していました。
一通りを終えたのが2021年12月です。その頃、本部内のプロジェクト監査や支援の必要性を強く感じていた私は、当初の異動目的でもあった部門を横断してプロジェクトを安定させるため、PMOの役割を担う直轄グループに異動しました。

その後、プロジェクトをより安定させるにはどうすべきかと試行錯誤した末、2023年4月にプロジェクトサポートグループを立ち上げました。
現在私はマネジャーとして、デリバリ支援やメンバー育成を中心に活動しています。

デリバリ&人材育成にフォーカスする支援組織

──プロジェクトサポートグループの仕事内容、役割について教えてください。
 
エンタープライズソリューション本部には、ITサービス部Global Bridge部モビリティソリューション部リモートサービスという4つの部門があります。そこに対して横断的にプロジェクトを支援することが、私たちの主要ミッションです。

※ エンタープライズソリューション本について、詳細は以下の記事でもご紹介しています。

PMのご経験が浅かったり、開発体制が弱いプロジェクトにPM代行や開発エンジニアとして支援に入って、プロジェクトのデリバリに貢献することが主な活動内容になります。
中には、プロジェクトサポートグループ主導でプロジェクトを立ち上げ、現場部門のメンバーを預かってチームを組成して取り組むこともあります。そうして保守フェーズに入り、プロジェクトが落ち着いた後、現場部門に安定した状態でお引渡しします。
負担が少ない形で新しいお客様や案件を現場の部門にもたらすことができるので、こうした取り組みは今後もより積極的に進めていきたいと考えています。

活動内容は大きく以下の4つです。

  • デリバリ支援(PM / PMO / 開発)

  • 人材育成(新人育成)

  • プリセールス(案件獲得支援)

  • 新領域開拓

中でも、デリバリ支援と人材育成は今もっとも注力している領域になります。

──各部門でプロジェクトを運営するのではなく、プロジェクトサポートグループが外から支援する理由は何でしょうか?

パーソルクロステクノロジーはこれまでに複数の企業が統合する形で成長してきた歴史があります。そのため、エンタープライズソリューション本部では所属組織のバックグラウンドもさまざまです。

二次請けで大手ベンダーに常駐する形からスキルシフトしたメンバーもいれば、外販SIに慣れていないメンバーもいます。PMのノウハウやナレッジがたまっていない場合には、プロジェクトの炎上リスクも高まってしまいます。

そこで、プロジェクトサポートグループからPMやPMO、エンジニアをアサインすることでプロジェクトを安定させると共に、現場の人材育成にも寄与しようと考えたのが始まりです。

──人材育成やプリセールスといった役割があるのは、なぜですか?

人材育成については、どの部門も新人教育にマンパワーを回すことは難しいという課題があったため、こちらで引き受けようという建付けで始まりました。他社では一般的に「人材教育グループ」と呼ばれるような役割です。PM / PMO のスキルが高まった時点で、各部門へ配属されていきます。

プリセールス支援も発想は同じで、プロジェクトに慣れていないメンバーだと提案書を作るところから苦戦してしまうことがあります。なので、そこも私たちが一緒にフォローをして、案件獲得や新領域開拓も同時に担っていこうと考えました。

──規模としては、何名くらいの組織になりますか?

2023年11月時点で11名です。若手メンバーが7名と割合が大きく、活気のある組織ですね。私や残りのベテランメンバーが教育支援をしながら、プロジェクトの実践を通して学習してもらうことで、貢献の場を広げてもらっています。

△ 若手も多い活気あるメンバー

キャリアップにつながる機会提供が豊富な組織

──PMの能力を磨きたいメンバーにとっては、非常に魅力のある組織だと感じます。

多種多様な組織・顧客・システムと接する機会があるため、システム構築をする際のアプローチ(引き出し)を増やすことができます。応用力の高いエンジニアとして成長したい方にとっては、魅力を感じてもらいやすいと思っています。

機会さえ提供すれば、人はどんどん吸収してキャリアアップしていく。その様子を見て、教育する側の視点でもやりがいを感じています。

ステークホルダーから信頼される堅実なPM / PMOを目指したい方は、ぜひ多くのチャレンジをしてもらいたいですね。

それと、色々な組織と関わることができるのがプロジェクトサポートグループの特徴なので、組織の垣根を越えて社内に仲間が増えることも魅力のひとつだと考えています。

──実践に加え、チーム内での勉強会などもあるのでしょうか?

自己研鑽活動は非常に活発ですね。研修コンテンツを自分たちで作って、チーム内で発表し合うこともあります。クオリティも徐々に高まっていますので、将来的には本部向けの研修コンテンツに昇華させたいと考えています。

△ チーム内での勉強会の様子

──野口さんから見て、どのような人がフィットする組織だと感じますか?

案件の種類も多く成長の機会も多いため、新しいことへのチャレンジが好きな人はやりがいを感じられると思います。
スキル面では、対人理解力や関係構築力が求められる場面が多いので、コミュニケーションが得意な人にとっては活躍しやすいと思います。

あと、昨日より今日、今日より明日と日々の成長を楽しめる方にも親和性が高い組織だと思います。なので、面接の際には現時点の能力だけを問うのではなく、そうした姿勢を持った方かどうかにも注目するようにしています。

最後に、私たちは支援組織なので自分だけが輝くよりも、ほかの人を支えることにも喜びを感じられる人だとモチベーション高くはたらけるのではないでしょうか。

大型案件の獲得やデリバリ、ロールモデル輩出が目標

──プロジェクトサポートグループの立ち上げから半年が経ちました。今後の方向性を教えてください。

大型案件の獲得やデリバリも視野に活動しつつ、業績及び人材育成に貢献することで、直轄組織の存在価値を示していきたいです。

またはたらき方の部分では、それぞれの部門に縛られない視点を活用しつつ、子育て世代もワークライフバランスを保ちながら活躍できるような、多様なはたらき方の実現を目指しています。
デリバリ支援だけでなく人材育成にも力を入れているため、各年代のロールモデルを輩出・配置ができるような組織も目指していきたいですね。

どのメンバーも機会を上手に活用して「できなかったことが、できるようになる」という経験を日々積み上げています。今後が非常に楽しみです。

──最後に、パーソルクロステクノロジーではたらくことを検討している方にメッセージをお願いします。

お客様に満足してもらおうと考えた時、大切なのは自分自身がその仕事を楽しめているか、やりがいを感じているかどうかだと思っています。
どんな仕事であっても想像力をはたらかせながらこだわりを持つことで、クリエイティブな取り組みができるはずです。

グループビジョンの「はたらいて、笑おう。」に倣うのであれば、クリエイティブにお客様の問題を解決することが、私にとって気持ちよく笑うために大切なことです。

私たちと一緒に困っている人や組織を助け、自分自身の人生も同時に豊かにしていきたい。そう思ってくれる方と一緒にお仕事ができたら嬉しいですね。


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