4つの部門で目指す、多様なカラー(強み)のある組織〜エンタープライズソリューション本部のご紹介〜
こんにちは。プライムSIを手掛けるグループソリューション統括本部・システムソリューション統括本部の採用チームです。
パーソルクロステクノロジーでは、パーソルグループ内だけではなく「外」のクライアントに対しても、コンサルフェーズからシステム開発までワンストップでサービスを提供しています。それを担当しているのが、エンタープライズソリューション本部です。
本記事では、そんなエンタープライズソリューション本部が目指す方向性や、はたらく魅力に迫りました。
■インタビュイーのご紹介
※Takanori.Nさんには以前、Global Bridge部の立ち上げや組織作りに関してお話を伺っています。併せてご覧ください!
◆【組織の概要】パーソルグループ「外」のシステムソリューション全般を担う
──早速ですが、エンタープライズソリューション本部と現在のTakanoriさんのミッションについて教えてください。
私たちパーソルクロステクノロジー GS統括本部・SSOL統括本部は、大きく三つの本部に分かれています。一つ目はパーソルグループのシステム開発・運用・保守等を行なっているグループソリューション本部、二つ目は、パートナーであるMicrosoftソフトウェア等を用いてパーソルグループ外のお客様のDX推進を支援しているDXソリューション本部、そしてそれ以外の領域を全てカバーしているのが私たちエンタープライズソリューション本部です。
私は昨年本部長として就任して以降、組織自体の方向性を決めて、その計画を遂行していく役割を担っています。21年度は中期経営計画の見直しで事業部・本部全体の計画・方針が固まり、今年度から本格的に運用がスタートします。
──次に、本部内の各部門について教えてください。
エンタープライズソリューション本部の下に大きく4つの部門がありま、それぞれがエンドユーザーに対してプライムSIerとして企画・開発の受託・共同開発やPMOといった開発支援を行っております。
1)ITサービス部
国内のクライアント向けシステムインテグレーション全般を担います。これまでは、クライアントから基幹システム開発などの受託案件が多かったのですが、今後は、例えばアジャイルチームを作りたい、プロジェクトマネジメントを支援してほしい等、ユーザー自身が開発を進めたい、それを支援してほしいというニーズにも注力していく予定です。
顧客例:大手エステ、不動産、サービス会社など
※ITサービス部の記事はこちらから
2)Global Bridge部
ベトナム拠点と共にシステムインテグレーションを行う組織です。オフショアではなく“グローバルモデル(*2)”という形で、海外のエンジニアと共にスマホ系の開発とか基幹システムの開発・アプリケーション開発等を行なっています。
顧客例:グループ内外の企業に加え、自社サービスの開発など
※Global Bridge部の記事はこちらから
3)モビリティソリューション部
鉄道などのインフラ事業者様やレンタカー事業者様など、交通領域に関するシステム開発をおこなっている部門です。近年、パートナー企業と共に、MaaS系のプロジェクトをご提案することも増えてきました。
顧客例:大手電鉄、レンタカー、タクシー会社など
※モビリティソリューション部の記事はこちらから
4)リモートサービス部
東京、沖縄、名古屋に拠点を置く部門です。日本を代表する大手自動車メーカーグループのお客様やコンサル企業を対象に、最上流からのシステムの開発や運用・保守を行なっています。
顧客例:大手自動車メーカー、部品メーカー、経営コンサルなど
※リモートサービス部の記事はこちらから
◆【組織の方向性】本部全体の多様性を生かしつつ、部単位で方向性を揃える
──お客様やプロジェクトなど、一つの本部内でもさまざまなチームがあるのですね。では、本部全体としては何を目指しているのですか。
そもそもこのエンタープライズソリューション本部には、インテリジェンス ビジネスソリューションズ、東洋ソフト、日本テクシード等異なる組織が統合され成長してきた歴史があります。そのため、たとえば年齢一つ取っても、前身の組織によっては若いエンジニアが中心だったり、再雇用社員含めたシニアエンジニアがほとんどだったりとさまざまです。かつ、拠点としても東京、沖縄、名古屋そしてベトナムと幅広い。さらに、部門ごとのお客様や開発体制もそれぞれに特性があります。
そんな年齢層も地域も文化も何もかも異なるバックボーンを持つメンバーをどうしていくべきか、何を変えるべきか、何を変えるべきでないか、ということです。
結論としては、本部として一つの価値観だとか一つの技術だとか一つのやり方を統括全体でやりましょうというのは難しい、だからこそ、「エンジニアの個性を伸ばして多様なカラー(強み)のある組織にしたい」というスロ-ガンを掲げることにしました。
──ここでおっしゃっているカラーとは具体的にはどのようなものなのですか?
カラーには、組織の「価値観」に近しい部分と、お客様にどう貢献していくかという技術面の「尖り」の二軸があると考えています。その2つそれぞれについて、本部全体としてはカラーの多様性を担保しながら、4つの部門ごとにカラーを統一していこうと考えています。
具体的には、持つべき価値観の方向性を定めた「組織スローガン」と、技術面の「注力ポイント(尖り)」を部門毎に明確にし、その方向に向かって舵を切っていきます。価値観・技術面の多様性については4つの部門それぞれで統一しつつ、その大きな方向性の中で、エンジニア一人ひとりの個性を発揮していただくイメージです。
──本部として目指す方向性や部門の特色・魅力がよくわかりました。その上で、それぞれの部門の「組織スローガン」と「注力ポイント(尖り)」について教えてください。
1)ITサービス部
・組織スローガン:リスキルと変革
・注力ポイント(尖り):アジャイル・PMO
これまで基幹システム開発や運用保守が中心だったところから、今後ユーザーの開発支援ができる部を目指すため、エンジニア一人ひとりが求められるアジャイル開発手法やPMOといったスキル習得に励み、変革を進めていこうとしています。
新たな顧客・新たな取り組みを行う新規のプロジェクトを担う部門でだからこそ、これからの時代に求められるエンジニアを目指せる環境になっていくはずです。
2)Global Bridge部
・組織スローガン:挑戦×成長+多様性
・注力ポイント(尖り):プロジェクトマネジメント/クラウドインフラ(AWS)/フロント開発/海外案件
リモート中心・考え方が異なる海外エンジニアと英語でコミュニケーションを取りながら開発に携わるGlobal Bridge部はまさに挑戦の連続です。プロジェクトによっては新たな開発手法や言語に挑むことも多いのですが、一人ひとりが楽しみながら学び、成功も失敗も経験しつつ成長し、「グローバルチーム型開発モデル」の発展を目指していきます。
3)モビリティソリューション部
・組織スローガン:変化への挑戦
・注力ポイント(尖り):モダンIT/ラボ型開発・データ領域・MaaS領域
もともと公共交通の予約システム等を担ってきた部門でしたが、お客様・ご提案する領域それぞれを切り開いている部門です。お客様の新規事業を通じモダンITに関わる開発に携われたり、まさに今研究開発が進んでいるようなMaaS領域でパートナーと協働しながらサービスの検討・開発・基盤づくりに参画できたりと、ますますチャレンジングな経験ができる環境になっていくと思います。
4)リモートサービス部
・組織スローガン:東海圏域および首都圏域の主力顧客へのDX推進
・注力ポイント(尖り):基幹系・大規模・AWS・DevOps・CASE領域
大手自動車メーカーおよび経営コンサルタント企業を中心としたお客様が目指すDX推進に伴走し、クラウドやDevOpsといったテクノロジーに注力していきます。また、主要顧客に対し、基幹系の大規模システムも展開・推進します。
◆【はたらく魅力】本部内で経験できるキャリアの幅広さ
──各部門の方向性を伺うことで、改めて多様性がある組織だなと感じました。
確かに、多様性はエンタープライズソリューション本部の特徴かも知れません。社風として若いだとか、昔からあるコテコテのSIerなのか、他社だとそのような組織風土の会社が多いと思うのですが、私たちは部門単位で大きく異なります。
その点、積めるキャリアの幅が広く、部門異動で全く新しい経験ができるという魅力はあると思います。使っている技術もそれぞれ違うし、社風も違うのできっとどこか合うところがあるはずです。
──実際に部門をまたいで異動される方も多いのですか。
エンジニアが手を挙げて、募集がかかっているところに異動できる「キャリアチャレンジ制度」があり、半期に一度、各組織からの募集がかかるため、その中で自主的に異動される方は一定数います。それ以外にも、本人の要望を聞き、異動させることもあります。
もちろん、育成の観点や組織の成長といった観点があるため、希望がなければ無計画なローテションはしないようにもしています。
──また、方向性を伺う中でもう一つ、それぞれの部門で新しい技術や手法に触れる機会がある点も魅力の一つだなと感じました。
新しい技術や新しいやり方に取り組む機会や、一流のお客様の大型のプロジェクトに携わる機会は確かに多いです。パーソルグループというブランド・営業力があり、グループ外であっても一流の企業様に選んでいただき、かつプライムSIerとして案件に携わることができています。新しい技術という面では、最近であればフロント側をReactで、サーバーサイドだけをJavaで実装、インフラをクラウド・AWS主軸で実装…という機会が増えていますね。
また、大手すぎず丁度良い規模感の組織であることも、エンジニアの方にとって魅力だと捉えていただけるのではと思います。大手SIerよりはアサインやプロジェクトにおける役割分担の決まり事が少ないため、柔軟にさまざまな技術を取り入れたり、前例のないやり方にチャレンジしたり、若くしてPL・PMを経験できたりする機会がある点も良い部分かと思います。
──その他にエンタープライズソリューション本部ではたらく場合の魅力にはどのようなものがありますか?
当本部だけというよりもGS統括本部・SSOL統括本部全体の特徴かもしれませんが、マネジメントがメンバーに向き合う会社だと思います。例えば評価に関してもMBOで目標を立て、半期で評価面談を行っているのですが、その進捗を確認したり、支援したりするために隔週で1on1面談する文化があります。私もエンジニアとして複数の会社を経験してきましたが、プロジェクトのこと以外について上司とコミュニケーションする頻度は非常に多い会社だと思います。
その点では、直属の上司だけでなく事業部長とランチミーティングをする機会があったり、中途で入社された際には本部長と必ず一回は面談するというルールがあったりと、異なるレイヤー間でも会話する機会があるのも特徴かも知れません。特に後者は、お互いの相互理解を深めたり、事業方針を直接伝え、質問いただくことで納得感を醸成したりする良い機会になると考えています。
◆【求める人材像】組織スローガンへの共感「+α」
──エンタープライズソリューション本部として、今後どのような方に入社してほしいですか。
まず、これまでプロジェクトマネジメントを経験されてきたり、各部門の「注力ポイント(尖り」について強みをお持ちだったりされる方は、即戦力として大歓迎です!組織を変革していく今だからこそ、ぜひ組織の主軸としてご活躍いただきたいと思っています。
一方で、面接等の中では「入社後何をなし得たいか」はぜひ伺いたいと思っています。ご経験やスキルの面で自信がないという方であっても、未来志向でなしえたいことが一致していれば、当社の中で経験を積み、いずれ組織の中核になっていただけるはずです。
この「入社後なし得たいこと」については、必ずしもピンポイントで具体化されていたり、信念・動機に基づくものであったりする必要はないと思っています。もちろん大前提として、組織スローガンに共感いただけることは大切ですが、その中である程度幅広い興味や関心があって、一つひとつの機会に食わず嫌いせずやってみる、そこから面白さを見出しせる方はきっと大いにご活躍いただける環境だと思います。
──最後に、候補者の方に向けてメッセージをお願いします。
今、エンタープライズソリューション本部は、これまであった組織を全部組み替えて新しく生まれ変わる変革期を迎えています。組織としても450人とそれなりの規模となった今、ぜひ一緒に組織を作り、新しい変革を生み出していきましょう!
いかがでしたか?エンタープライズソリューション本部の取り組みや向かうべき方向性について、イメージを具体化いただければ幸いです。
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