名阪福3拠点で「攻め」と「守り」の開発ができる。エンジニアが働きがいを感じられる、[西日本システムソリューション部の魅力]とは。
豊富な一流企業・大手企業を顧客に抱えるパーソルプロセス&テクノロジー(以下、パーソルP&T) システムソリューション事業部 西日本システムソリューション部。そこで推進されるDX戦略や先端プロジェクト事例、チームの雰囲気やエンジニアとして得られる経験についてゼネラルマネジャーの今井さんにお話を伺いました。
◆売上げの6割が「攻めのIT」
ーーまず、今井さんご自身について教えてください。
キャリアとしてはずっとエンジニアで、ITに携わり続けてきました。元々はグループ内の別会社に勤めており、システム開発等を行なってきた期間が長いのですが、それ以外にもお客様と話をしたい・役に立ちたいという思いから営業を経験したり、韓国のオフショア子会社立ち上げを経験したりもしてきました。
グループの事業統合等の事情もあり、当時名古屋と東京にて一緒に仕事をしていた150人のメンバーと共に部門長としてパーソルP&T(当時はインテリジェンスビジネスソリューションズ)に参画したのが2016年です。メンバーやお客様は同じとはいえ組織のビジョンや考え方が異なるため、マネジメントとしてチームを新しい環境にどう適応させるのか、ということをよく考えていました。
西日本システムソリューション部は現在名古屋・関西・福岡の3拠点で構成されており、関西拠点と福岡拠点のマネジメントを担当し始めたのは今からおよそ2年3ヶ月ほど前なのですが、名古屋拠点のチームメンバーとは長い期間一緒に仕事をしていますね。
ーー次に西日本システムソリューション部について教えていただけますか。
一言で説明すると、「エリア顧客とパーソルグループ各社の生産性向上とビジネスを成功に導くためのシステム開発・DXテクノロジーを提供する組織」で、お客様のシステム課題を長期にわたって解決するパートナーになることを目指している組織です。
担当業務は拠点によって異なりますが、新しい技術に挑戦すること、エンジニアが働きがいを感じられる組織であること、拠点や部署・グループ内の他社と連携することを大切にしています。
拠点ごとの役割
また、私はよく「攻めのIT」「守りのIT」という言葉を使うのですが、部門売り上げのうち6割が「攻めのIT」であるDXテクノロジー関連です。各エリアで最先端の技術に触れる機会があること、同時に基幹システムのような「守りのIT」にも携われることもこの部門の特色かもしれません。
◆一流大手企業の開発を先端技術で支えている名古屋拠点
ーーでは、それぞれの拠点について教えてください。まず、名古屋拠点について教えていただけますか。
名古屋拠点は、自動車業界をはじめ地場のお客様に対するシステム開発を行うことがメインです。
プロジェクトとしては、コネクティッドカーのソフトウェア開発としてテレマティックス分野の情報配信やサイト構築やスマホアプリ開発を行っていたり、高鮮度・高精度なデジタル地図についてデータの効率化やAI・データ解析をしたり、図書館における書籍検索システムをAR(拡張現実)で構築したりといった先進的な技術を用いたものが多々あります。一方、基幹システムと呼ばれる生産管理・営業支援・人事経理の開発・運用・改修も行なっています。総じてお客様との距離が近く、顧客深耕することが大切な拠点です。
ーーどのような方が多いチームなのですか?
30名強が在籍しているチームなのですが、志向としては開発に浸かりたい・根深く開発したい方、そしてクラウド環境や新しい技術を用いた開発・構築に携わりたい方、5年、10年先に通用する技術力を身につけたい方が多いです。
名古屋という拠点には、コネクテッド領域のような”攻め”のITに触れられる環境で、社会課題に対する貢献性も非常に高い開発に携われますし、新しいツールや技術もバンバン使います。一つひとつのプロジェクトが長いことも特徴の一つで、経験値を共有しながら技術を磨ける雰囲気があるチームですね。
※名古屋拠点のエンジニアの過去記事もぜひご覧ください。
◆学び会う環境と若手のエネルギーに満ちた関西拠点
ーー次に、関西拠点について教えていただけますか。
関西もDXの推進を活発に行っている拠点です。自治体のお客様に対し、クラウド情報基盤を構築したり、テレワーク推進のためのアプリケーション・VDIの導入支援を行なったりしていくようなクラウドインテグレーションを実現したり、MR(製薬会社の医薬情報担当者)のお客様に対してあらゆる情報をビックデータ化し分析基盤の構築し実際の営業・提案活動への活用を支援したり、RPAを活用し業務を効率化する支援を行ったりするプロジェクトが走っています。
今はコロナ禍でリモート中心のプロジェクトにはなっていますが、オンサイトと弊社内双方連携しながらお客様のDXを推進する経験、”データ&AI”に関連するシステム開発に携わる経験ができることが関西拠点の醍醐味ですね。
ーー拠点の雰囲気はいかがでしょうか。
一言で言えば一体感のあるチームです。新入社員が加わったら皆が率先して教えたり、フォローしたりする面倒見の良さがありますし、チャットや掲示板、社内勉強会における技術的な情報交換も非常に活発ですね。20代を中心とした若い組織だということもあるのかもしれません。中途でご入社される方もすぐ馴染まれますし、加速度的に成長されていきます。
※関西拠点のエンジニアの過去記事もぜひご覧ください。
◆DX開発に携わるチャンスが多い開発センター、福岡拠点
ーー最後に福岡拠点について教えてください。
福岡拠点は名古屋や関西拠点とは異なり、地場の企業をお客様とした開発は行なっていません。私はよく”開発センター”と言うのですが、本社・名古屋・関西から依頼を受けて開発する、所謂ニアショア拠点です。
上記のような特徴があるからこそだと思うのですが、携われるプロジェクトは本当に幅広いです。パーソルグループの基幹システムや大手交通インフラのお客様が運営するWEBサービス他、現在は関西拠点で立ち上がったビックデータ基盤構築プロジェクトの運用も始まっています。これまではオンプレミス環境のリモート開発がメインでしたが、クラウド環境(Azure)やDX関連のフロントエンド開発のプロジェクトが増えてきています。
ーー名古屋・関西とは環境が異なるのですね。雰囲気も異なるのでしょうか。
そうですね。福岡にいながらDX他「攻めのIT」の技術に触れ、身につけることができますし、一つひとつのプロジェクトに携わる期間も半年〜1年と比較的長期なので、手堅く技術と向き合える環境があります。そのためか、純粋にエンジニアとして成長したい、技術力を身につけたいタイプの方が多いと思います。また、開発センターだからこそ、QCD[Quality(品質)・Cost(コスト)・Delivery(納期)]へのこだわりは皆強いですね。
もう一つ、長めのプロジェクトを5-6名のチームで進めていくこともあり、チームの関係性はとても良いです。チーム同士が交流する仕組み含め、働く皆さんの満足度を高める環境づくりは今後も継続していこうと思います。
◆「課題を発見する」という価値
ーー総じて、西日本システムソリューション部ではどのような人材を求めていますか。
「攻めのIT」も「守りのIT」も経験したい、エンジニアとして力をつけたい方にとってはやりがいを感じていただける環境が整っていると思いますが、それ以上に「お客様の課題に着目できる方」を求めています。
例えば、名古屋拠点のプロジェクトとしてご紹介した図書館のARシステムは、開発に携わるエンジニア自身が言われたことだけでなく「なぜ図書館で行列ができているのか」を疑問に持ったところから開発がスタートしています。「利用される方が何に困っているのか、どのような課題があるか」に着目し、発見することに価値を感じ、技術を通じてそれを解決したい方は大いにご活躍いただける環境なのではないかと思います。
私自身も、こうした課題を発見しDX含めた新しい技術を使って事業にしていくことを嬉しく思いますし、これからもそのような部であり続けたいです。
ーー最後に、エントリーをご検討の方にメッセージをお願いします。
みなさんの能力・性格資質・キャリア感に寄り添いつつ、チームとして成長していければと思っています。攻めも守りも両方を大切にしており、新しいことをやりたい、経験を積みたい方とともにぜひこれからも盛り上げていければと思います!
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