「リモートHQ」の導入で、在宅勤務者のIT環境を自由にカスタマイズ。エンジニアのさらなる生産性向上へ
こんにちは。プライムSIを手掛けるグループソリューション統括本部・システムソリューション統括本部の採用チームです。
私たちは、主役であるエンジニアに向けてさらなる活躍と成長機会をもたらす狙いから、作業環境の改善にも力を入れています。
今回ご紹介するのは、社員がリモートワークに必要な備品を無料でレンタルして自宅で利用できるサービス「リモートHQ」です。リモートワーク環境の充実を図る狙いから、グループソリューション統括本部・システムソリューション統括本部ではたらく社員向けに2024年7月より運用をスタートさせました。
人事としてどのような想いからサービス導入に踏み切ったのか、実際に社内でどのように活用されているのかなど、具体的な活用事例、利用者の声をお伝えします。
プロフィール
在宅勤務者のIT環境を整備する、リモートHQの導入
── はじめに、事業人事グループについて教えてください。
私たちは、「社員一人ひとりの成長と活躍を支援して、事業戦略の実現に貢献する」というミッションを掲げています。具体的には、入社後のオンボーディング(※)にはじまり、人事評価制度や労務管理、社員からのキャリア相談のほか、人材開発を狙いとした研修の企画運用などキャリア支援を行う組織です。
今回は「社員のはたらく環境改善」という目的にもとづき、「リモートHQ」の導入に踏み切りました。
※参考:オンボーディングに関する記事はこちらから
── 改めて「リモートHQ」とは、どのようなサービスでしょうか?
株式会社HQが提供する、リモートワーク環境整備プラットフォームです。具体的には、デスクやモニター、チェアなど1,000点以上ある備品をレンタルできるサービスになっています。自らの希望に合わせて好きなアイテムを選び、自宅に届けてもらうことが可能。もしも「合わないな」と感じれば、返品して別のものを借りることもできます。
備品の選択肢が多いからこそ、何度か試行錯誤できるのも魅力です。
リモートワーク環境を改善。仕事のパフォーマンス向上にも寄与
── どのような背景から、「リモートHQ」の導入が検討されたのでしょうか?
リモートワーク中心のはたらき方に移行してきた経緯から、会社として、社員が自宅で快適に仕事をするための環境構築をサポートする必要性があると感じていました。
出社が前提であればオフィス環境を整え、パフォーマンス向上に寄与するデスクやチェアなどの備品整備ができます。しかし、同じことを在宅勤務者向けに提案するにはどうすれば良いのか、決め手となるアイデアが今まで浮かばなかったのです。
グループソリューション統括本部・システムソリューション統括本部には、現在800名を超える社員がいます(2024年11月現在)。そのうち約8割が週に3回〜5回の在宅勤務をしているというデータがあるのですが、全員に対してヒアリングを実施して自宅の仕事環境を把握・可視化することは現実的ではありませんでした。
── 仮に把握ができたとしても、必要な備品は個々で変わりますよね。
その通りです。エンジニアであれば、お気に入りのキーボードやモニター、デスクなどをすでに購入していたとしても不思議ではありません。一方で、費用がかかることでもありますので、自身が満足できる環境を全員が構築できているかというと、それもまた違うと思います。
パソコンの貸与はできるとして、それ以外の備品をどうするべきか。悩んでいたタイミングで「リモートHQ」と出会い、これなら抱えていた課題をすべて解決できると考え、導入の意思決定をしました。
「ワークチェア」のレンタル数が調査データで1位に
── 運用開始から3ヶ月が経ちました。現在の利用状況はいかがですか?
「リモートHQ」専用サイトへのログイン率は8割で、すでに利用している社員は57.9%です。レンタル注文数で見ると、855品目がすでに社員に貸し出されています(※2024年11月現在)
── どんな備品のレンタルが多いのでしょうか?
利用状況の調査データを見ると、パソコン周辺機器やモニター、オンライン会議関連の備品が多く貸し出されているようです。
また、全体の1割ほどが「健康増進関連」のものをレンタルしている点も興味深いです。備品の詳細を確認すると、骨盤サポートチェアや屋内用のトランポリンなどがありました。在宅勤務者が多いので、皆さん健康に気を遣っているのかもしれませんね。
── 貸し出しがもっとも多い備品も気になりますね。第1位は何ですか?
定価が5万円近くするワークチェアですね。実際に借りている社員から話を聞くと、かなり座り心地が良いみたいです。
自分で買うとしたら安くはない買い物になると思いますが、「リモートHQ」であれば試しに使ってみて合わなければ返品もできます。
今まで気になっていたけれど自分では購入に踏み切れなかった。そういった備品をレンタルして、使い心地を確認するのも1つの使い方ではないでしょうか。
── Yasunoriさんのお気に入りもぜひ教えてください。
私は、社内のレンタルランキングの2位に入っている「Elgato Stream Deck+」を借りていて、かなり気に入っています。
こういった機器を総称して「左手デバイス」と呼ぶらしいです。1個のボタンに複数のアクションを事前に登録しておくことで、使いたいときにはポチっと押すだけで一気に展開する仕組みです。
マウスでクリックするのと何が違うの? と思うかもしれませんが、物理的なボタンを押す感触がすごく気持ちいいんですね。これは実際に体験してみないとわからないかも。伝えるのが難しいです(笑)。業務に必要な複数のサイトやシステムを一気に開くアクションや一時的によく使うフォルダのパスを登録しています。あと表計算ソフトの複数のショートカットをまとめて登録して便利に使っています。
── 「リモートHQ」を利用している社員からの感想が届いていれば紹介してほしいです。
社員の満足度は非常に高く、実際に利用者の97.9%が満足しているという結果になっています。具体的には、以下のような声が届いています。
やはり、在宅勤務の環境が整うことで業務の生産性向上につながったと感じている社員が多いようです。と同時に、心身の健康への影響を実感している社員も多く、以下のようなコメントも届いています。
今後も定期的にアンケートを取りながら、利用者数を増やしていきたいですね。本当に良いサービスだと思っているので、社員の皆さんにもっと使ってもらるよう、今後も繰り返し呼びかけを続けたいと思っています。
それぞれがどんな機器をレンタルしてどんな使い方をしているのか、共有できる場を設けるのも利用率向上という意味では良いかもしれませんね。
エンジニアのキャリア実現に向け、今後も制度や仕組みの充実は不可欠
── 今回は「リモートHQ」に絞ってお話を聞きましたが、事業人事グループとしては今後どのような展望を描いていますか?
エンジニアの仕事環境の構築支援ということで「リモートHQ」を導入したわけですが、それ以外にもキャリアアップ支援の制度が完備しています。その1つが、オンライン学習プラットフォーム「Udemy Business」です。
▼参考:学習支援施策についてはこちらから
エンジニアとしてのキャリアは、人によりさまざまな方向性が考えられます。だからこそ、会社側では多様なはたらき方や選択肢を用意することで、本人の意向に沿った成長を促せるような工夫を心掛けています。
今後も、「Udemy Business」や「リモートHQ」に続く教育施策やサポートコンテンツを継続的に導入していく予定です。
ほかにも、キャリアアップを実現するための制度や仕組みが、当社にはまだまだあります。ぜひご縁があれば入社していただき、一緒に良い仕事をしていきましょう!
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