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DXソリューションをもっと多面的に。蓄積された技術とパートナーシップで、お客様の業務課題を解決する

こんにちは。プライムSIを手掛けるグループソリューション統括本部・システムソリューション統括本部の採用チームです。

モダンアプリソリューション部は、2021年4月にDXソリューション本部に新設された部門です。プライムベンダーとしてエンドユーザーに関わり、先進技術・クラウドサービスを通じたソリューションサービスを提供し、これまで以上にお客様の課題を解決することが役割です。

今回は、部長の坂本 英明さんにお話を伺い、事業部のミッションやその中ではたらくやりがいについて伺いました。


プロフィール

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坂本 英明 さん
2021年3月にパーソルクロステクノロジーに中途入社。部長として、新設部門であるDXソリューション本部 モダンアプリソリューション部の立ち上げに参画。プライベートの趣味はテニス、サックス、ロードバイクと充実。特にサックスは全くの未経験から最近始められたそうです。

トータルなDXソリューションサービスを通じ、お客様の業務課題をより深く解決できるベンダーへ

ーーまず、坂本さんのこれまでのキャリアや部長就任への想いについて教えてください。

長年SIer業界に身を置き業務アプリケーション領域でのビジネスディベロップメント(新規事業開発・セールス)、ソリューションデリバリー(要件定義、設計、開発、運用までのプロジェクト推進)を経験してきました。SIer業界に身を置く前は、商社での事業開発(米国の新製品ローンチ)、外資企業の日本法人立ち上げなどを行なってきました。

クラウドERP事業ほかビジネスにより近い領域で業務ソリューションを提供していくというパーソルクロステクノロジーの方向性の中で、Dynamics 365事業立ち上げ、長年SIer業界にいた私の経験・知見に一致する部分があり、今回部長に就任するという機会をありがたく頂いた形です。

パーソルクロステクノロジーの皆様が築き上げてきたビジネスを大事にし、お客様、パートナー、チームや組織の皆様を尊重しながら、そこに小職の知見や経験を掛け合わせ、事業の立ち上げを推進していければと思っています。会社の期待は大きく非常に責任あるポジションですが、戦略からプランを共有してPDCAを回していけば実現できると思っていますので、皆様のご支援を受けて一つひとつ確実に実行していきたいです。

ーー次に、モダンアプリソリューション部が新設された経緯について教えていただけますか。

今、新型コロナウイルスの感染拡大等を背景としたテレワークの推進などはたらき方が非常に多様に変化しており、クラウドの導入やその環境下でのアプリケーションモダナイゼーション、データ活用(DX)が急速に浸透しています。

これらを課題に抱えるエンドユーザー様に対し、基盤・インフラ・セキュリティからアプリケーションに至るまでトータルソリューションをワンストップで提供できる完成形、トップベンダーとなるべく新設されたのが私たちの部門です。

中でも特に力を入れているのがMicrosoft 3 Cloud(Azure,M365,Dynamics365)の展開です。弊社はMicrosoft様と長年にわたってアライアンス・パートナーシップを築いており、基盤・インフラ・セキュリティビジネスにおいては国内でもトップクラスの知見と導入実績を誇っています

だからこそ、私たちモダンアプリソリューション部が「ERP」「CRM」、ローコード開発を実現する「Power Platform」のアプリケーションビジネスを推進、つまりDynamics 365をコアとして、Cognitive Service(AI),Azure Iot Central(Iot),Power Automate(RPA),Office365,MS社以外のSaaSサービスとシームレスに連携することにより、トータルなDXソリューションサービスを提供できるようになり、お客様の業務課題をより深く解決できるベンダーとしてPPTのブランドと企業価値向上を図っていきたいと考えていますし、Microsoft様からの期待にも応えたいと考えています。

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戦略に基づく50の施策、8つのソリューションリリースに向けて

ーーまさに立ち上げ当初かと思いますが、現在の部門の状況について教えてください。

業務アプリケーション市場へは新規参入ということになりますが、すでに競合他社も力を入れてビジネスを展開しており、現時点で私たちの立場はフォロワーです。ここからマーケットリーダーを目指すためには「独自性」「新奇性」「先見性」を打ち出していくことが重要です。そこで、現在在籍しているスタッフとともに、まず市場動向、競合状況を調べ、SWOT分析し、組織のビジョン・コンセプト・目標を定義し、戦略を整理することから始めました。

具体的には、SMB,SMC(Small and Medium Business,Company /中堅・中小企業)をターゲットとしたクラウドERP提供から攻め、クラウド上で提供されている標準機能をフル活用するアプローチを提案していくことを決めた他、ERP全体の課題でもあるが、DX時代にふさわしい「ポストモダンERP」への移行、コミュニケーションツールTeams他連携、順次提供サービスを拡大していこうと思っています。

ーー実際に今、部内で進めていることについても教えてください。

上記戦略の中で早速、施策の展開も始めています。人材育成、セールスマーケティング、ソリューションサービス、デリバリー、Webやドキュメント類といったツールの準備まで含め50の施策を計画し、週毎、月毎、四半期毎に優先順位をつけ、試行錯誤しながらPDCAを回している状態です。現在はDynamics365の幅広いパラメータ群の理解、お客様に提供するソリューションを改めて深く理解することを最優先としつつ、今期8つのソリューションサービスを開発・リリースしていくことを決めましたのでその準備を進めています。

そのうちの一つ、「Dynamics 365 スタートアップサービス」をつい先日2021年5月末にリリースしました。ヒアリングからPoCでの構築、評価、検証および運用までを1ヶ月でご提供し、早期に立ち上げたい業務においてDynamicsのクラウドERPの標準機能が活用できるかを確認頂くことができます。SaaSアプリケーションの利点を活用して、短期間で導入でき、活用ができることをお客様が確認できればトータルコストの削減・業務導入のスピード化に繋がりますし、私たちとしても環境移行等でお客様との関係を深く築く糸口にできればと思っています。

また、Power Platform(開発言語の知識なくアプリケーション開発ができるツール)の引合い、プロジェクトが増えていますね。この製品は、米国フォーチュン500企業の97%で利用されています。2024年までには、エンタープライズアプリケーション開発の65%がローコード開発になるとリサーチ会社が予測しています。この領域は事例・経験共に業界の中では一日の長があるので、プロモーションをかけ、ボトムアップ的な上位の業務アプリケーション領域への拡大も平行して狙っていきたいと思います。

ーー1年後そして中長期的には、どのような状態を目指しているのですか

メインミッションである業務アプリケーション領域(ERP・CRM)のプロジェクトはクラウドファーストの世の中でもあるし確実に増えていくでしょう。特に、テレワーク推進やはたらき方の多様化を目的とした仮想ワークプレイスには大きなニーズがありますので、開発と実績の蓄積、私たちの知見やパートナーであるMicrosoft様の協力を仰ぎ、魅力的なソリューションサービスを形成していきたいです。また、さらにその先については、インバウンドによる良質なリード獲得、提案力の強化、先々の事業拡大に向けたM&Aも検討し、Dynamics365パートナーとしてユニークなソリューションサービスを展開していくことができればと思っています。

モダンアプリソリューション部は新設の組織ですが、弊社には顧客・技術それぞれに長年蓄えた素晴らしい知見があります。DX領域における直接的な連携、Power Platformなど他の部門が提供していない領域への進出を通し、全社として課題解決できる企業というブランドを創り上げ、テクノロジーではなく課題解決企業としての認知されることを目指していきたいですね。

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失敗を恐れない、チャレンジングな組織を創る

ーー次に、どのような組織を目指しているのかについて教えていただけますか。

目指すべき組織としては、私たちの部門では下記5つを掲げています。

1. ワンチームで、目標を達成しましょう!
2. 相互理解と尊重!仲間を大事にしましょう!
3. 失敗を恐れずにチャレンジしましょう!
4. 楽しく仕事しましょう!
5. ワークライフバランスです!

「3. 失敗を恐れずにチャレンジ!」は、新たな市場のなかでマーケットリーダーを目指すチームとして、現状維持に甘んじずその先にある未来をつかみに行ってほしい、どんどん失敗を恐れずチャレンジして欲しいという想いで掲げたものです。

私自身は「仮説提案型」、つまり議論を詰めるよりはまず進めながら修正していくタイプなのですが、その中で失敗を経験して学んできたことがとても多いのです。例えば、過去に新規領域で前例のない大きなプロジェクトを無理して受注し、プロジェクト推進した経験があります。そこには当然ながら数多くの落とし穴がありました。

始めてで進め方が分からないためうまく進められず時間もかかり、企業観点でも成功とは到底言い難かったのですが、経験のないことを0から開発し創り上げる難しさを学びましたし、「Dynamics 365 スタートアップサービス」の「標準機能を使いこなす」発想につながっています。

チャレンジなので当然失敗はつきものですが、それを組織として学び次に活かす、みんなで支える。このようなチームであることが、現状維持せず発展する「持続可能な組織」につながってくると信じています。それに、チャレンジしている人ってすごく輝いて見えますよね、仲間として。

そのほかにも、この5つの中にはさまざまな想いを込めました。仕事をすることつらく厳しいことですが、そのなかでもお客様と最後笑ってプロジェクトを終えることで「楽しさ」を見出したり、長く短い人生において「ライフワークバランス」いろんなことに興味を持ち、家族や友人といった周りの人を大事にしたりして、自分の人生を充実させて欲しいです。同時に、パーソルクロステクノロジーは100年、200年先を見据えて持続する組織を目指していることもあり、若手を中心とした人材の育成にも力を入れていきたいと思います。

ーー今後どのような方といっしょにはたらきたいですか?

現在は、少数精鋭で構成されているスタートアップな組織です。立ち上げの段階だからこそ皆がセルフスターターで動いてくれていますが、今後ジョインいただく方に求めたいのは下記です。

・チームとしてコミュニケーションを取りながら動ける方
・クラウドサービスを中心としてテクノロジーや業務知識を深めたい方
・プライムベンダーとしてお客様と近い距離で仕事したい方、
・ビジネスの立ち上げを楽しみ、チャレンジしたい方
・システムインテグレーションを理解し、パッケージ視点で業務と合うか考えられる思考をお持ちの方

SIer、パッケージ(Dynamics365)導入双方をバランスよくご経験頂いていることが理想ではありますが、それよりは向上心・目的意識や前述した組織として大切にしたい5つのことへの共感など、性格・資質面を大切にしたいです。

最新の技術に触れ、お客様に近い距離で課題を解決する機会

ーー新領域ということで、ジョイン頂く方にとっても魅力的なキャリアを積むことができるのではないかと思いますが、どのような経験ができるのですか。

業務に接する中で、常に最新の技術・情報・機能に触れることができるため、他では身につかない技術力を得られることができると思いますまた、プライムベンダーとしてお客様と非常に近い距離でお仕事するので、お客様が抱えている業務の知識や構造理解が深まるとともに、課題を認識し解決するコンサルティング力が高まると思います。

現在コロナ禍の影響もあり、リモートワーク継続中のためメンバー同士直接顔を合わせる機会が少ないのですが、上下関係を意識せず、お互い意見を言いやすい、フランクにコミュニケーションができるチームです。皆が抱えている意見や課題感は引き出していきますので、皆で事業を立ち上げるやりがい・喜びも経験いただけるはずです。

ーー最後に、ご覧いただいている皆さんにメッセージをお願いします。

モダンアプリソリューション部では、新たなメンバーを募集しています。スタートアップならではの苦労はありますが、それでもチャレンジすることで得られる喜びは変え難いものだと思いますし、未来につながっていく自分を創っていくことができます

ご興味のある方、是非ご応募下さい。共に事業を創っていきましょう!


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