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『元ヨワヨワエンジニアですが、Microsoft認定資格プログラムについて語っていいですか?』

※2024年7月1日を以てパーソルプロセス&テクノロジーからパーソルクロステクノロジーへ事業移管されました。記事の内容は執筆当時のものです。

筆者のスペック紹介

阿部 真貴男(あべ まきお)
PPT入社後、DODAの検索システムの開発・保守を担当。大人数が関わるプロジェクトにて、検索技術や自然言語知識の土台を築く。
その後、現 技術統括部に異動。マネージャーの三澤さんの配下で難易度の高い技術を扱うシステムの開発を学ぶ。
現在は、DXソリューション統括部 NewITソリューション部に所属し、AI検索システムのPM・エンジニアとしてプロジェクト成功に向けて奮闘中。
休みの日は娘とサイクリングしたり、ボクシングの練習をしたり。

エンジニアブログ

定期的に訪れるIT技術トレンドリセットでたちまちヨワヨワエンジニアに

コロナ禍で『全世界同時リセット』というワードが、度々注目されていますが、技術の世界では、度々『リセット』が起きています。

例えば、5〜6年前にトレンドだった言語・サービス・開発手法・開発環境・システム実行環境の半分は、現在使われていません。
そのときのトレンド技術だけに集中して勉強していると、その技術が使われなくなった途端にヨワヨワエンジニアになってしまいます。

この技術トレンドの転換期にプロジェクト管理の勉強に没頭していた私は、トレンド技術のキャッチアップに取り組んでいたメンバーとは埋められない経験の差が開き、たちまちヨワヨワエンジニアとなってしまいました。

ツヨツヨエンジニアに囲まれながら、ヨワヨワエンジニアがいかに価値を発揮していくかを模索する日々

自身がヨワヨワエンジニアになってしまった一方で、ツヨツヨエンジニアだらけのNewITソリューション部。いかに自分が価値発揮をしていくか模索する日々が始まりました。

コロナ禍によって、これまでのビジネスモデルや価値観が大きく変化し、余暇が増えたタイミングがあった方も多いのではないでしょうか?
私はこのタイミングで、世の中のトレンドとなっているITサービスの構造や裏側を学ぶようになりました。

そして、多くのITサービスにおいて、膨大なデータをいかに活用するかが、サービス成功の秘訣であることを知ったのです。検索技術や自然言語知識の土台を活かすチャンスにあふれていることに気がつきました。

元ヨワヨワエンジニアですが、Microsoft認定資格プログラムについて語っていいですか?

Microsoft認定資格プログラムとは?
Microsoft認定資格プログラム(Microsoft Certification Program, MCP)はマイクロソフトが実施する資格体系の名称です。

自身が最新の技術的な役割や要件に対応していることを示す資格で、開発者、管理者、ソリューション アーキテクト、データ エンジニア、データ サイエンティスト、データ アナリスト、AI エンジニア、DevOps エンジニア、セキュリティ エンジニア、機能コンサルタント等の職務ごとに認定パスがあります。

私はコロナ禍で余暇が増えたタイミングで『ソリューション アーキテクト』『データ アナリスト』『AI エンジニア』の基本的な資格から、上位資格までを取得しました。

基本的な資格から上位資格まで無料で知識を積める環境が公式で用意されており、基本レベルの資格の勉強時間は、それぞれ最短3日から最長で10日程でした。

勉強方法については無料で利用できる公式MicrosoftLearn( https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/ )のみで、特に参考書を買ったりなどはしていません。

何から手をつけていいかわからない方には、基本的な資格(Fundamentals)がおすすめです。
資格によっては、無料でオンラインセミナーを受講でき、受講後は受験料が免除されます。

DXソリューション統括部では、資格によっては上位資格でも『バウチャー制度』で受験料が免除になるケースがあります。さまざまなエンジニアが多くのMicrosoft認定資格にチャレンジしているので、勉強会・もくもく会をはじめとした資格取得のためのコミュニケーションがとても盛んです。そのため、勉強のモチベーションを常に高く保てます。

Microsoft認定資格のご利益

資格取得をしてもあまり業務で役に立たない説は、どの企業でも議論になると思いますが、私が受けたご利益を紹介したいと思います。

<勉強会/もくもく会をはじめとした資格取得のためのコミュニケーション>
勉強会・もくもく会をはじめとした資格取得のためのコミュニケーションを取れる環境があります。

普段一緒に仕事をしないエンジニアともコミュニケーションを取りながら、さまざまな“気づき”を得ることができます。
コミュニケーションの幅を広げることで、チームの垣根を超えた技術相談等が可能です。

<Microsoft社でウェビナー・ハンズオンの講師を担当>
数々の資格取得やMicrosoft Azureのサービスを活用したシステム開発の実績を活かし、
Microsoft社でウェビナー・ハンズオンの講師を担当しています。

<クラウドサービスにおける課題を瞬時に解決>
原因不明のシステム停止やエラー等、解決までに時間がかかる課題が定期的に発生しますが、解決のためのアプローチは一つではありません。
資格取得により得た多くの知見の中から、最適なアプローチを選択できます。

<顧客から信頼されるビジネスパートナーに>
顧客の前で結論を言い切ることはなかなか難しいことですが、十分な理論武装ができていれば、結論を言い切ることが可能になります。
これにより顧客から信頼されるビジネスパートナーになれるのです。

これらの沢山のご利益により、気がつけばヨワヨワエンジニアから『元ヨワヨワエンジニア』になることができちゃっているではありませんか。

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