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インフラエンジニアが持っていると業務に役立つ資格紹介~AWS編~

こんにちは。プライムSIを手掛けるグループソリューション統括本部・システムソリューション統括本部の採用チームです!

今回の記事ではインフラエンジニアにフォーカスして、持っていると業務で役立つ資格について、AWSに関するものを中心に紹介してまいります!前回ご紹介した、Microsoft Azure / Microsoft Security and Compliance編の記事はこちら↓

本記事では実際に当社で活躍しているインフラエンジニア2名が、実際に持っていて業務で役立った資格と、どんな知識が役立ったのかを具体的に教えてくれました。
また、お二人が普段からどのように自己研鑽をしているのか、更に私たちの組織の魅力についても語ってもらいました。

資格を紹介してくれるインフラエンジニアの紹介

持っていて業務の役に立った資格と実際に役に立ったエピソード

▼資格名▼

AWS Certified Solutions Architect - Professional

▼役に立ったエピソード▼

本資格では、AWS においてプロフェッショナルレベルのクラウドアーキテクチャの設計と、デプロイに関するベストプラクティスを理解する必要があります。
加えて、AWSサービス全般が出題対象であるため、幅広い知識を身に着けることができました。

実際に利用するサービスについても、ユースケースに応じたベストプラクティスを学ぶため、資格勉強で得た知識を業務で活かせるケースも多くありました。

AWSの上位資格でもあるため、市場においても一定知識があることの証明に繋がると感じています。

▼資格名1▼

AWS Certified Solutions Architect – Associate

▼役に立ったエピソード▼

AWSに関する知識を網羅できる資格だと思います。

資格の勉強をしていると、VPC,EC2などを利用した「王道パターン」の構成が出てくると思いますが、実際の現場でも同じものが存在しています。
だからこそ私が今のチームに参画した時に、AWSの構成を理解するのに時間がかからなかったのだと思います。

また、やりたいことに対して調査の時間が減ることもメリットの一つです。「あのサービスが使える、使えそう」という知識が入っているのはアドバンテージとして大きいと思います。

例えば、こういうときに役に立ちます。

・EC2のインスタンスタイプはt2よりt3の方が(世代の新しい方が)安価であるため、コスト最適化につながる。ことが分かる
・通信要件を考えるときにIPアドレス or FQDN、許可 or 拒否、影響範囲はインスタンス単位 or サブネット単位を判断できる
・マルチアカウント戦略を取っているので、ユーザーを追加するときはIAMユーザーなのかロールなのか?AssumeRoleとは何をしているのか?更に、Aアカウントにスイッチロールできる人にBアカウントへのスイッチロールを許可するときはどうすればよいのか?が分かる 

この資格は難しいという声も多く、受験対象者としての要件も1年以上の経験があることを推奨しています。
逆にこの資格を取ることができれば、かなり有利に業務を進めることができると思います。

▼資格名2▼

AWS DevOps Engineer - Professional

▼役に立ったエピソード▼

私が所属しているチームではただの保守だけではなく、運用改善も実施しています。この資格ではシステムの運用に関連してくるサービスが対象ですが、自動化が好きな私は特に勉強していて楽しかったのを覚えています。

例えば、こういうときに役に立ちます。

・脆弱性対応のために定期スキャンが必要、SSM(最近だとAmazon EventBridge単体でできることが増えたそうです)で自動化する
・ログをS3に保管したい(CloudWatchエージェント経由でLogs + Firehose + S3)
・EC2インスタンスは初期状態ではメモリに関するメトリクスが取得できない場合

このように、保守業務であればこの資格はかなり役に立つと思います。


これから取得したい資格とその理由

▼資格名▼

AWS Certified Developer - Associate (DVA-C02)

▼取得したい理由▼

本資格は、AWSにおけるアプリケーション開発、デプロイに加えて、CI/CD等、アプリケーション問題の特定と解決におけるスキルが求められます。
私自身、インフラエンジニアとしての立場で業務をしているのですが、アプリエンジニアの方々とやり取りする機会が多いため、アプリ側の観点で知識を蓄えたいと思い勉強をしています。
そうすることで、対応できる範囲の幅を広げたい
と考えています。

▼資格名▼

AWS認定の新しい資格

▼取得したい理由▼

私は現在、AWSの全資格取得を達成していますが、AWSでは日々新しいサービスを生み出しています。

常にインフラエンジニアとして最新の技術をアップデートし続けるためにも、AWSの新たな資格が登場したら、挑戦したいと思います。

インフラエンジニアとして自己研鑽のためにしていること

技術ブログに目を通して、最新技術の情報をキャッチアップしています。
業務にてAWSに関する記事をブログ投稿する企画を行っていることもあり、AWS関連の最新情報等はチェックするようにしています。

また、私たちの組織ではUdemy Businessのアカウントを提供してくれているため、オンラインで講座を受けることにより、業務に必要な知識をインプットしています。

資格の勉強以外では日常的に気になったことを調べるくらいで、特に意識して何かをしているわけではありません。
ありがたいことにGoogleのレコメンド機能で興味のある分野に関する情報が流れてきますので、その中から気になったものを見るぐらいですね。
無理してプライベートの時間を潰さず、空き時間に調べるようにしています。

私たちの組織のインフラエンジニアだからこそ感じる遣り甲斐・醍醐味とは?

設計から構築、運用保守まで経験することが可能であることに加えて、OS、NW、監視、クラウド、DB等幅広い領域が対象となるため、知識/経験の幅を広げることができます。

また、顧客との距離感が近く意見や課題等を拾いやすく、自分達の取り組みによる効果を感じやすいためやりがいに繋がります。

多くのステークホルダーを巻き込む必要があったり、時には障害対応が必要であったりと様々な力が必要となります。
難しさもありますが、エンジニアとしての成長実感を得られるかと思います。

組織としては、勉強会やUdemy Businessアカウントの提供等、エンジニアの技術力向上のための後押しもあるため、スキルアップしやすい環境があると感じます。

顧客と近い距離で直接会話をしながらソリューションを提供できることが、転職時の私にとっては大きな変化でした。
ただ知識だけを磨くのではなく、顧客が目指している方向に対してどう寄り添うかを考えることは難しくもあり、自身の成長に繋がっていると感じます。

 また、私たちの組織はエンジニアとして成長するための環境が整えられていると思います。
資格取得支援が活用でき、社内勉強会も活発なので、自己研鑽をしたい方には良い環境だと思います。

何より勉強したことをこれからどのように業務で生かしていくかという点で上司と会話できていることが、私にとっては業務のモチベーションにつながっています。

さいごに

今回はAWSにフォーカスして、インフラエンジニアが持っていると業務に役立つ資格紹介をしてまいりました。

インフラエンジニアとして守備範囲を広げていきたい方だけでなく、これからインフラエンジニアを目指す方にとって、少しでも今後の資格取得やスキルアップのマイルストーンとなれば嬉しいです。


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