【ママさん社員座談会】働きやすさの鍵は、“実際に使える”制度と周囲の理解
多くの企業が、子どもが生まれてからも社員が働き続けられるように制度を整えつつありますが、実際に運用されているケースはまだ少ないのかもしれません。制度があるだけではなく、それが本当に機能しているかは、働いている人に聞いてみないとわからないもの。今回は、パーソルプロセス&テクノロジー(以下:パーソルP&T)で子育てをしながら働くママさん社員座談会を開催。パーソルP&Tの働きやすさについて、話を聞きました。
産休、育休、リモートワーク、時短。使える制度はフル活用!
ーーこれまでのキャリアと、現在どのような働き方をしているのかを教えてください。
池永:独立系SIerで数年勤務した後、パーソルP&Tに入り、現在はエンタープライズソリューション統括部で、お客様へのご提案や、グランドデザインの設計、要件定義などに携わっています。
これまでに育休・産休は2回取得し、今は時短勤務制度を活用しながら、小学生の男の子と4歳の男の子を育てながら賑やかに暮らしています。
穴澤:新卒でSIerに入社し5年間勤務した後、結婚を機に、全国転勤がある夫についていきながら働き続ける方法を考えるようになり、パーソルP&Tに転職しました。
2018年に産休・育休を取得し、翌年に復帰してからは、週4日はリモートワーク、週1日で出社して時短勤務で働いています。現在は1歳半の男の子を育てながら、Global Bridge部でお客様の業務管理システムの開発にプロジェクトリーダーとして携わっています。
「有限な時間」のなかで得た、それぞれの学び
ーー産休・育休を経て、ご自身の中でどのような変化がありましたか?
池永:「時間は有限」という意識を持つようになりましたね。お風呂に入りながら頭の中で構想を練って、デスクの前に座るとすぐにアウトプットするような働き方に変わりました。
それから、人に優しくなりました(笑)。今までは自他ともに厳しい面があったのですが、子育てを経て、自分とは違う考え方を柔軟に受け入れられるようになったと思います。
穴澤:私は今、実家に住んでいるので、子どもが病気のときや、家族と過ごす時間であっても、緊急の業務があるときは母の協力を得ることができています。ただ、これからまた環境が変わる可能性もあるので、ここからが正念場になりそうです。
出産後に働き方が変わり、リモートワークの時間が長くなったのですが、その分、以前よりオンオフの切り替えが難しくなったなと思います。自分の性格上、プライベートと仕事を完全に分けて考えるよりも、統合して「常に両方を頭に置いておく」方がうまくいきそうなので、今はそのやり方を模索している最中ですね。
ーープライベートと仕事のバランスについて話が出ましたが、両立のために心がけていることはありますか?
池永:常に意識していることが3つあります。1つ目は家と職場の間で仕事とプライベートをしっかりと切り替えること。私は毎日出社しているため、オンとオフを分けやすいのかもしれないですね。どちらかで嫌なことがあっても、もう片方には持ち込まないように、通勤時間でリセットするようにしています。
2つ目は、家族の協力を得ることです。例えば、子どもがインフルエンザになって治るまで看病しないといけないときに、さすがに1週間も会社を休むわけにはいきません。夫婦で休む日を調整するなど、何かあったときにはその都度話し合って対応策を考えます。
3つ目は、周囲への感謝の気持ちを忘れず、それをちゃんと伝えることですね。職場の皆さんや家族が協力してくれるのは、当たり前のことではありませんから。
ーーリモートワークやコミュニケーションツールが活用されていて、いつでもオンラインベースでやり取りができるのは、子育てをしながら働く上で大きな利点になりそうですね。
穴澤:そう思います。私は週1日しか出社していませんが、コミュニケーション面で不便を感じたことはありませんね。
そもそも、私が所属しているGlobal Bridge部は、沖縄・東京・ベトナムの複数拠点をオンラインでつなぎ、プロジェクトを推進しています。そのため、リモートワークに移行しても環境変化をほとんど感じることがありませんでした。
男性も育児の当事者だから、お互いに事情を理解し合える
ーー働く場としてのパーソルP&Tの魅力は何でしょうか?
穴澤:柔軟性だと思います。必ずとは言い切れませんが、基本的には転勤等も含めてプライベートの事情を配慮してもらえる環境なので、「仕事を続けられないかもしれない」と悩んだことはないですね。出産後に職場復帰したときにも前と同じポジションであったため、キャリアに関する不安もありませんでした。
もう1つは、男性も育休を取る人が増えていることです。子どもが病気のときにリモートワークを利用する男性も珍しくないので、「ママだから働きづらい」とは思わないですね。
池永:近年テレワークが推進されるなど、社会全体で働く場所や時間を選択する流れができていますが、実際に導入できている企業はまだ少ないように思います。パーソルP&Tは制度が整っているだけでなく、実際に利用できる風土があります。そうした新しい働き方が「当たり前」にできることは、大きな魅力ですよね。
「ここで止まるのではなく、進んでいきたい」その想いを持ち続ける
ーー今後のキャリアビジョンを教えてください。
穴澤:将来的には、業務改善コンサルティングまで担う「お客様の相談相手」になることを視野に、プロジェクトマネジャーを目指して働き続けたいです。
今は自己研鑽に取り組む時間がなかなか取れないのですが、業務で触れた技術に関しては、その背景まで抑えるようにして、効率よく知識を吸収するように努めています。
池永:私は子育てが一段落したタイミングで希望を出し、現在の部署に配属が決まったので、これから新たな挑戦が本格的に始まるところです。今後はもっと上流でお客様の課題解決ができるスキルを身につけたいと思っています。
最近、長男から「お母さんはどんな仕事をしているの?」と聞かれ、「みんなの暮らしを便利にする仕組みをつくる仕事をしてるんだよ」と答えました。そう言ったからには、自分の言葉を裏切らない仕事をしていかなきゃなと(笑)。思い返せば長男を出産した後、産休明けに新しい部署に異動になり、ゼロからのスタートになって苦しかった時期もありました…。
それでもこの仕事をずっと続けていきたいと思う理由を考えると、「ITの世界が好きだから」に行き着くんです。もっと新しいことを知りたいし、自分でやってみたい。パーソルP&Tはその気持ちを応援してくれる会社だと思います。だからこれからも、「ここで止まるのではなく、進んでいきたい」という想いのパワーを持続させて、走り続けていきたいですね。
◆パパさん社員座談会の記事はこちら
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