2021年度ベストプロジェクト賞決定!表彰制度に込めた想いと受賞チームの喜びの声を届けます
こんにちは。プライムSIを手掛けるグループソリューション統括本部・システムソリューション統括本部の採用チームです。
パーソルクロステクノロジーは「活躍や頑張りを惜しみなく称賛する」という文化を大切にしています。この文化をさらに事業部内に浸透させるべく、戦略人事が企画・運営しているのが「独自の表彰制度」です。
この記事では、私たちの組織の表彰制度の一つである「ベストプロジェクト賞」に焦点をあてながら、表彰制度の概要や今後の展望もお伝えします。
独自の表彰制度が生み出す“チームの連携と活気”
パーソルクロステクノロジーには全社員が参加する「IKATAI(イカした仕事大賞)」や、全事業部のマネジャーを対象とする「BESTマネジメント賞」、新卒1年目の中でNo1を決める「新人賞」などの表彰制度があります。
その根底にあるのは、パーソルクロステクノロジーの称賛する文化。会社全体の表彰制度のほか、私たち独自の賞も存在します。目覚ましいパフォーマンスを出した社員・プロジェクトを表彰する「パフォーマー賞」「プロジェクト賞」などがその代表です。
私たちが組織で独自の賞を生み出したのは「部門・職種・グレードにかかわらず活躍した人にスポットライトがあたる機会を提供したい」「互いの取組みを発信・共有し、組織全体の連携強化や活性化を図りたい」という想いがあったからです。
賞に共通するのは、5つの行動指針の体現度。「誠実・顧客志向・プロフェッショナリズム・チームワーク・挑戦と変革」これらに即した社員やチームを称賛することで、メンバーとして「どうあるべきなのか」を共有し、より活発な組織を目指しています。
ベストプロジェクト賞発表!2つのプロジェクトが選ばれたワケ
表彰制度のうち、今回ご紹介したいのが「ベストプロジェクト賞」です。2021年度のベストプロジェクト賞に輝いたのは、NewITソリューション部の「次世代会議DXチーム」とコーポレートソリューション部の「営業支援プロダクト(SVVAT)チーム」の2チーム。
実は、ベストプロジェクト賞が2チーム選出されるのは異例になります。この賞は全社の賞であるIKATAI(※)と接続されており、本来はIKATAIのファイナリストである1チームが受賞できるものです。
本来、1チームであるはずのベストプロジェクト賞が、2チーム出た理由は「厳正な審査によって両者が拮抗し、投票の結果同点だった」から。事業部長や本部長で構成される審査委員会で話し合った結果、讃えるべきはこの2チームであると決めました。
受賞者「喜びの声」:改めて感じるチームの大切さ
ここからは、実際に受賞した2チームのうち、営業支援プロダクト(SVVAT)チームの代表者の喜びの声をご紹介します。
受賞プロジェクトの概要、そして受賞の先にある次の目標を教えてもらいました。
「全員が顧客課題を理解できるチームへ」:営業支援プロダクト(SVVAT)チーム
ー受賞おめでとうございます!“Genie(ジーニー)”の開発プロジェクトの概要を教えてください。
“Genie”とは、営業情報・接点情報等を管理するパーソルグループのための営業支援システムです。このプロジェクトの大きな目的は、グループ各社の顧客基盤をクロスさせ、協業促進を進めることにありました。
利用者のターゲットはパーソルグループの営業員のみなさん。彼らは個社ごとに営業管理ツールを入れていたり、組織独自に情報を蓄積したりしています。
しかし、他にもグループ全体で共有している情報資産などもあり、営業員の方は複数のシステムを並行して見なくてはいけない状況でした。
そこで、グループ共有の情報資産に関しては、“Genie”を唯一のタッチポイントにすることで、営業員の生産性向上を図ろうとなったんです。
ー本プロジェクトで苦労されたのはどのような点だったのでしょうか?
まずは、機能や画面といった点で「どんなものを求めているか」をすり合わせる必要がありました。
当初は要望に対する具体的なイメージがあまり湧いておらず、画面のたたき台を作って、実際に営業員さんとディスカッションしました。約半年という開発期間の中では、キャパシティの調整も重要。そのため、機能を具体化する段階で優先順位をつけていました。
強い要望としてあったのが「グループの情報資産だけでなく、営業員が普段参照している外部情報をシステム内で見せてあげたい」というもの。外部サイトから情報を集めて、“Genie”をインターフェースとして、外部サイトへのアクセスを不要にしてあげるという機能を求めていたんです。
このようなスクレイピングの技術は、情報の取り扱いとして承認を得る必要もあり、そもそも技術的にも組織では未経験の領域でした。そこはなかなか難易度が高かったと思います。しかし、グループ内の個社がスクレイピングの実績を持っており、技術連携が可能となったおかげで、開発工数が短縮され、なんとか実現することができました。
ーどのようにチーム運営をされていたんでしょうか?
スクラム運営をしていたので、毎日行われるスクラムイベントの中で、密にコミュニケーションを取っていました。1週間単位で区切って成果物をあげることを繰り返し、リモート環境ながら問題なく運営できていたと思います。
ー受賞した感想やメンバーの反応を教えてください!
数百あるプロジェクトの中で、賞をもらえたのは単純に嬉しかったですね。
IKATAIの準備をしている過程で、振り返ってみると良い線はいくかなと期待はしていました(笑)。ただ、プレゼンテーション力だったり、成果をどうアピールするかにもかかってくるので、確証はなくて……。メンバーも、自分たちの成果をある程度自覚しながらの「最終選考」だったので、受賞に際しては喜びと安心感があったと思います。
ー今後のチーム目標を教えてください!
今回のプロジェクトでは、開発だけではなく、クライアントの事業理解・やりたいことに序盤から関わり、理解を進めることができました。
今後も“Genie”の機能開発は続きます。グループ内の開発プロジェクトはクライアントと長いお付き合いになることも多いので、チーム全体で顧客課題を理解して、提案・実行できるチームになっていきたいと思っています。
社員の大躍進を支える「称賛文化」。これから目指すこととは?
私たちが大切にしている称賛文化は、組織全体の連携強化や活性化を図る上では欠かせないものです。この文化をずっと繋いでいくために、戦略人事を中心にさまざまな施策に取り組んでいます。
最終的に目指しているのは、表彰という場でなくても「組織の垣根を越えて、互いに褒め合えたり称え合えたりできる」ような文化が醸成されること。
これまで以上に、気軽に称賛し合っている。そんな組織になったらいいなと思っています!
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