入社2ヶ月。想像を超える挑戦の日々と、見えてきたこれからのキャリア
みなさん、こんにちは。Kyo.Tと申します。
私はつい先日、2022年の10月にパーソルプロセス&テクノロジー(以下、パーソルP&T)に入社し、現在エンタープライズソリューション統括部 交通サービス部に所属しています。今回は「わたしのキャリア」紹介とのことで、入社前に感じていたこと、そして入社してからの2ヶ月間を振り返って今何を感じているかをお伝えしようと思います。
語学を習得しつつ、インフラエンジニアとしての経験を積む
私は中国出身です。大学も中国で卒業したのですが、最初の就職先は日系のSIer会社のオフショア開発を行う企業で、PGとして業務システムのリプレイスや開発・保守などを担当していました。もともとグローバルに挑戦したい気持ちがあり、せっかく日系の会社に所属したことから、このチャンスを活かそうと考え日本語の勉強をし始めました。
数年経験を積み、日本でチャレンジしたいと思い来日。人材・IT領域大手の事業会社にシステム開発のエンジニアとして転職をしました。入社当初は正直ほぼ日本語を話すことができず、聞いたことを少し理解できる程度だったため、コミュニケーション面で苦労しました。当時は英語と日本語をハイブリッドに活用できる環境だったため、チームにも支えられながらなんとかキャッチアップし、少しずつ日本語も覚えていきました。
4年ほど働いた後に渡米しいくつかチャレンジをしたのですが、友人からの紹介もあり、日本に戻って大手教育研修会社に就職し、リードエンジニアとして働き始めました。ここでは社内システムについて開発・保守を実施すると共に、一部社外のシステムを開発するプロジェクトがあり、それぞれに従事しています。領域としてはクラウドインフラ・ネットワーク周りのアーキテクト・基盤構築を中心に、アプリケーション側も少し触っておりました。
自分のスキルを広げ、フルスタックな技術力を身につけたい
これまでそれぞれの環境でキャリアを積み重ねてきたのですが、その中で私の中で沸き起こってきたのが「フルスタックな技術力を身につけたい」という想いです。もちろん、これまで獲得してきたクラウド開発・インフラ構築のスキルセットを活かす・伸ばすことは継続して行きたかったのですが、併せて上流工程であるクライアントとの折衝・コミュニケーション力、アプリケーション領域の開発力を身につけることで、開発全般について一貫した技術力を身につけたいと感じるようになりました。
前職でもテックリードとしてさまざまな経験は積めたのですが、インフラ・ネットワーク領域が中心であったこと、コロナ禍による業績の変化やそれに伴い自分の担当案件・領域が縮小・限定的になった経緯もあり、転職を意識し始めたのが今年の夏頃でした。
実際に転職活動をしていたのは1ヶ月半くらいだったと思います。エージェントに相談をし、スキルを活かせるか、どのようなプロジェクトに携われるのか、フルスタックエンジニアに近づけるか、という軸で企業を探していたのですが、併せて大切にしていたのが「会社の雰囲気」でした。
入社すると多くの時間をその会社で過ごすことになるわけなので、自分にあった環境、楽しい環境に身を置きたいと思い、どのような人がいて、どのような雰囲気がある会社なのか、できるだけ知りたかったのです。
そのため、現在はコロナ禍によりオンライン化されているパーソルP&Tの選考においても、私は人事の皆さんにお願いをし、豊洲本社にて対面でオファー面談を実施いただきました。オープンスペース他いくつかの場所を見学することができ、働いているみなさんの表情も見ることができたため、雰囲気が自分に合いそうだと感じられたのはとても良い機会だったと思います。
最終的に、パーソルP&T含め2社から内定を頂いたのですが、フルスタックエンジニアに近づける幅広い経験ができそうだという理由からパーソルP&Tでの就業を決めています。雰囲気がある程度わかっていたことに加え、SIerなので自社の商品やサービスに縛られず、クライアントのニーズによって担当できる領域を拡げていけそうだな、かつ手を上げればチャレンジできる環境がありそうだな、と感じられたことが大きかったですね。
リモート環境下でも円滑なコミュニケーションが取れる
入社して2ヶ月が経った現在、早速プロジェクトにアサインされ、主にクラウドインフラの領域で構築等を進めています。SIer会社で働く経験は初めてなのでわからないことだらけではあるのですが、リモート環境下でもみなさんからのサポートに助けられています。
個人的に非常に助かっているのが、ペアワーク制度の導入です。同じプロジェクトで担当領域が近いエンジニアがペアになり、お互いサポートしたり、わからないことを訪ねたり、時には画面共有しながら問題解決したりすることもあります。私のペアは、確か新卒の3年目の方なのですが、とても優秀な方でとにかく吸収力がすごい。技術的に踏み込んだ内容含め、しっかり理解してくれるので助かっています。
また、上司・PMとの毎週の1on1も初めての経験ですが、仕事のことやキャリアのことを相談でき、モチベーションに繋がっています。転職の理由でもあったフルスタックに向けたキャリアについても考えを聞いていただき、今後アプリ側の開発もやっていこうという話もしていただいています。
加えて、個人的に良かったなと思うのが、入社当初リアルでの歓迎会を開いていただけたことですね。ペアの方ともしっかり会話ができましたし、同じチームのみなさんの顔が見え、プロジェクトの話や採用する技術の話題など、仕事に関することも含めて話ができたことで、今後みなさんと働くのが楽しみになりました。
初めてのアジャイル、初めてのマイクロサービス、初めてのクライアントワーク
具体的に従事しているのは、某鉄道系システム企業のクライアントに対し、データ提供分析サービスの環境構築・分析機能を開発するもので、兼務含めて8名のプロジェクトです。領域としてはこれまでの経験を活かせるインフラ周りなのですが、初めてのことにも複数チャレンジしています。
まず、このプロジェクトはアジャイル開発が導入されているのですが、今までウォーターフォール形式で開発してきた私にとって初めての経験です。お客さまから口頭で要件をいただき、それを分析基盤や画面に落とし込み、お客さまに打診しフィードバックをいただき…というスピーディなサイクルを体感し、少しずつキャッチアップしています。
また、自分自身の考えをお客さまに提案するという機会も初めてで、すごく楽しいな、と感じています。自分が使いやすい技術や関心のある技術を積極的に提案し、実装した結果お客さまにも喜んでもらえるのは新鮮な感覚でした。これからもどんどん提案していきたいと感じています。
もう一つ、このプロジェクトはマイクロサービス開発の構成を取り入れているのですが、これも私にとって初めてで、アーキテクトとして非常にやりがいを感じています。機能開発・負荷分散等の視点からマイクロサービスには大きな可能性を感じており、今後のプロジェクトにもどんどん取り入れていきたいと思っています。
今後、別のクラウドサービス導入のプロジェクトにも参画することが決まっているのですが、他にもこれまでの実績を活かした業務システムの開発構築、インフラ設計・構築やクラウドアーキテクトはもちろん、フルスタックエンジニアとなるためのアプリ側の開発などにも挑戦して行きたいと思っています。入社前に想像していた以上に多くの機会がありそうで、ここでキャリアを積んでいけることが楽しみです。
挑戦を続け、お客さまに信頼されるエンジニアに
もちろん、技術力を身につける・経験を積んでいくことは引き続き続けたいのですが、何よりお客さまに信頼されるエンジニアになりたい、という気持ちはずっと持っています。これまで社内SEとしてのキャリアが主だったのですが、ここ2ヶ月お客さまとやり取りする機会があったことで、この想いはさらに高まっています。
そのために、アーキテクトとして研鑽を続けつつ、自分の考えをどんどん発信し提案力を高めたり、プロジェクトリーダー・プロジェクトマネージャー等責任あるポジションにもチャレンジしたいです。
また、今の上司の存在も私にとって大きかったです。
入社したばかりの私をプロジェクト提案資料作成チームに入れてくださったのですが、その際上司から「Kyoさん、触ったことない領域もどんどん提案に入れていこう、一緒に勉強しながらチャレンジし続けよう!」と声をかけていただきました。その瞬間、素直に頑張ってみようと思えましたし、今までの経験を活かしながらはじめてのことに挑戦できる環境があるんだなと心から実感できた瞬間でもありました。
入社して2ヶ月が終わり、プロジェクトも本格的にはじまって行きます。環境を活かし、初心を忘れず、ガンガン挑戦し続けて行きたいです。
※Kyo.Tさんが所属する、エンタープライズソリューション統括部 交通サービス部の記事はこちらから
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