人々が心から笑える社会をつくる。問題の本質を追求し、ビジネス変革を成し遂げる“デジタルコンサルティング部”とは?
こんにちは。DXソリューション本部 デジタルコンサルティング部のKengo.Hです。本記事では、私の自己紹介を交えながら、DXソリューション本部のコンサルティング専門組織におけるやりがいや魅力についてお伝えいたします。ぜひご一読ください。
※本記事の内容は2024年11月時点のものです。
プロフィール
パーソルの描くビジョンと組織づくりに魅力を感じた
今でこそIT業界に身を置いている私ですが、学生時代は全く異なるキャリアを思い描いていました。大学時代の専攻は応用物理学で、ゼミの教授の推薦を受け、国立研究開発機関への就職を考えていました。
しかし、1990年代後半、ゼミの研究で放射線やX線を解析する際にUnix環境でC言語などを使ってプログラムを組む機会があり、次第に「これはおもしろい」「何となく“来そう”だな」とITの可能性に魅力を感じるようになりました。また、「仕組みがある程度整った事業や組織よりも、自分たちで考えたものをもっと身近で、すぐに形にしたい」という想いが芽生え、IT業界を目指すことに決めました(新しいもの好きだったことも一因ですね 笑)。
ファーストキャリアはメーカー系のSIer企業でした。入社以降、中央省庁や自治体向けなどのシステム開発を上流から下流まで約8年間携わりました。その後、より上流から顧客のビジネス課題を解決したいと考え、外資系コンサルティングファームへ転職。数百億円規模のプロジェクトも経験させていただき、その後、数人の仲間と起業しました。
そんな私がパーソルクロステクノロジーに入社したきっかけは、当時の経営陣から聞いた価値観や将来ビジョン、そして彼らの人間性に深く共感したことです。
すでに優秀なシステムエンジニアやプログラマーが多数在籍し、開発・運用保守フェーズまでしっかり見据えた提案やコンサルティングが可能な環境であると感じました。また、尖った組織を築きながら経営にも関わることができるフェーズに魅力を感じ、転職を決意しました。
入社後は既存顧客の深耕、新規顧客の獲得、人材育成など、旧インダストリーソリューション統括本部(350名程度)の組織づくりを担当。パーソルグループ外の企業に対し、一部ITコンサルティングを含むシステムインテグレーションを、上流の企画から開発・保守まで一貫してご支援してきました。さらに、2021年6月にはデジタルコンサルティング部を創設し、デジタルを通じてクライアントの抜本的な変革を支援し続けています。
デジタル領域でのワンストップサービスの実現をめざして
ここからは「デジタルコンサルティング部とは?」について詳しくご紹介します。デジタルコンサルティング部は2021年6月に創設したDXソリューション本部のコンサルティング専門組織として立ち上がりました。
私たちが掲げるミッションは「デジタルを通じて企業課題や社会課題の解決に取り組み、顧客企業やその先の人々の未来をデザインすること」です。システムインテグレーションにおける局所的なITコンサルティングにとどまらず、顧客のビジネス全体を俯瞰し、最上流からのコンサルティングを提供することで、GS統括本部・SSOL統括本部そのものの事業ポートフォリオを拡大。さらに、パーソルクロステクノロジー内の他事業と連携し「デジタル領域でのワンストップサービス」を実現することを目指しています。
デジタルコンサルティング部の主なサービスは大きく二つに分かれます。
一つめは「業務プロセスの変革」です。お客様の既存のビジネスモデル内でのデジタル改革(BPR=ビジネス・プロセス・リエンジニアリングやITシステムのグランドデザイン、デジタル化など)を通じて、業務の最適化や効率化による生産性向上を目指します。単なる“改善”ではなく、“変革”を支援することがポイントです。
二つめは「コアビジネスの変革」です。デジタルテクノロジーを活用し、DX(デジタルトランスフォーメーション)の実現を支援することで、従来のビジネスモデル自体を変革し、新たな収益モデルの構築を目指します。
IPAの2024年のDX動向のレポートなどでも示されているように、DXの取り組みには依然として成果創出のハードルが高い状況です。しかし、私たちはこれまでの調査分析で得られた課題点を踏まえつつも、DX戦略の策定、新たな顧客体験の創出、AI・IoTを活用したデータドリブンな経営支援など、積極的に取り組んでいきます。
一つめのサービスの具体的な事例として、直近ではパーソルグループ全体の重要なマテリアリティである「ファイナンス機能高度化」プロジェクトに、PKG導入コンサルおよび問題解決型PMOとして参画しています。
本プロジェクトを推進するには、会計に関する知識やPKG(例:SAP S/4 HANAなど)の幅広い知識をキャッチアップし、習得する必要があります。チーム全員がベンダートレーニングでのインプットをもとにプロジェクトでアウトプットを行い、即実務に適用することで日々挑戦を続けています。
ワクワクする仕事を創出し、情熱を持って仕事に臨む
私が仕事で大切にしていることは三つあります。
一つめは、チームワークです。これは「関係の質」とも言うんでしょうか。いかに優秀であっても、一人で仕事を完結することはできません。組織運営では、他のメンバーがフラットに意見を出せる雰囲気づくりを心がけています。事業に関することはもちろん「こうすれば家庭も充実し、仕事のパフォーマンスが上がるのでは?」といったはたらき方の工夫も含め、さまざまなアイディアを気軽に出し合える環境・チームを目指しています。
二つめは知性です。コンサルタントとして顧客に対して「最高の触媒」になるためには、「頭の知性(IQ)」 ✕ 「心の知性(EQ)」 ✕ 「プロフェッショナルマインド」が必要です。三つのうち一つも疎かにはできません。これらがトータルに発揮されてこそ、顧客や社会に価値を提供できると考えています。
そして、三つめは情熱です。少し古いかもしれませんが、『鬼滅の刃』の煉獄さんのように「心を燃やしているか?」と自分自身に問いかけています。前述の二つも、根底に「情熱」がなければ本質的な力は発揮されません。そのため、経営やマネジメント層はワクワクする仕事を創出し、大きな船の舵を取ると同時に、価値観の共有を大切にしています。そうして初めて「情熱(=やりがい)」ある仕事が生まれると考えています。ここが、私が最も力を注いでいるポイントです。
デジタルコンサルティング部がめざすミッション・ビジョンは壮大ですが、この三つの価値観を重視しながら、チャレンジの機会創出と心理的安全性の高い組織運営を心がけています。
未来を担う子どもたちが“誇り”を持てる日本へ
最後に、私が抱いている想いを伝えさせてください。少し壮大な話になるかもしれませんが、私は「つまらない世の中にしたくない、誇りを持てる日本にしたい」と考えています。この想いが芽生えたきっかけは、娘が生まれたことでした。娘が大人になったとき、今よりはたらきやすく、ワクワクする世の中になっていてほしいという気持ちが強くなりました。
現在、日本では一人当たりGDPの低迷などが問題視されていますが、私たちはこうした生産性の低下などの社会課題を解決し、より良い世の中をつくりたいと思っています。また、私たちが住む世界が、未来を担う子どもたちにとって希望の持てる場所であってほしいと願っています。子どもたちが「大人ってカッコイイ」「自分も早く大人になりたい」と思えるように、仲間とともに「はたらいて、笑える」社会を実現したいと考えています。
また、「人間中心のデジタル社会」を築きたいという想いもあります。デジタル化はそれ自体が目的ではなく、人間が人間らしく、豊かに生きるための手段です。デジタルにはそのポテンシャルがあり、例えば、都心だけでなく地方でも快適な環境ではたらける環境が整えば、地方創生につながります。
アナログの良い部分は残しながら、デジタル化などによって人々が文化的で豊かな生活を送れる社会を築くことが、デジタルコンサルティング部の使命です。事業を通じて「人々が心から笑える社会」を実現するため、プロフェッショナルとして、有言実行で取り組んでいきたいと思っています。
私たちデジタルコンサルティング部には、非常にチャレンジングな取り組みが多くあります。チャレンジ精神を持ち、難しい問題解決にワクワクする方にとって、とても面白い環境だと思います。
また、テクノロジーへの知見や関心だけでなく、ビジネス視点を持っている方に最適な仕事と言えるでしょう。現在できることも大切ですが、事業の方向性や価値観への共感し、「今後どうするか」といった未来志向を持っている方をお迎えしたいです。ご興味のある方、ぜひご応募ください。共に事業や未来を築いていきましょう!
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