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メンバーの多様性を最大限に生かす!すべてのエンジニアに幸福なキャリアを。

入社以来、パーソルグループが運営する転職支援Webサービス「doda」を支えてきた、グループソリューション統括部リクルートメントソリューション部の齋藤 竜馬さん。

メンバーとしての入社から8年。チームリーダー、プロジェクトリーダー、プロジェクトマネジャー、そしてゼネラルマネジャーへと着実にステップアップしてきた彼は今、どのような視点をもち、どんなことを大切にしながら仕事に取り組んでいるのでしょうか? 話を聞きました。

※ 2024年7月1日を以てパーソルプロセス&テクノロジーからパーソルクロステクノロジーへ事業移管されました。記事の内容は取材当時のものです。

プロフィール

齋藤 竜馬さん
リクルートメントソリューション部ゼネラルマネジャーとして、パートナー企業を含め約170名の組織でマネジメントを担う。趣味はアウトドアや旅行だが、コロナ渦で外出ができないため、現在は燻製料理にはまっている。家でもできる、煙が出ない燻製器を愛用中。
#マネジメント #stayhome   #燻製

無数のエンジニア求人の中で、この会社を選んだ理由

ーーまず、齋藤さんがパーソルプロセス&テクノロジー(以下パーソルP&T)に入社した経緯について教えてください。

大学を卒業後、地元横浜のソフトウェア会社でエンジニアとしてのキャリアをスタートしました。その際に、お客様の会社に常駐してビジネスに沿ったアプリケーションを開発し、保守・運用していく機会があり、「中長期にわたってビジネスをITで支援する」面白さに気づいたんです。

システムを作って納品して・・・と、その場限りで終わってしまう関係性ではない仕事がしたい。もっと長期的に、「自分ごと」として関われる環境に身を置きたい。そんな思いから、転職活動を始めました。

ーーパーソルP&Tを選んだ決め手は何でしたか?

お客様に貢献できるだけではなく、「自社も含めたグループ全体の発展に直結する仕事」という点が大きな決め手になりました。

パーソルP&Tのリクルートメントソリューション部は、パーソルグループの企業が運営する「doda」の開発、保守・運用、ITサービスマネジメントを担っていて、自分たちで開発したシステムを運用していくところまで一気通貫で手がけています。まさに「自分ごと」として仕事ができる環境が魅力的でした。

また、大規模な基幹システムの改修プロジェクトもあれば、スクラム開発で新機能を生み出すプロジェクトもあるという多彩さにも惹かれました。エンジニアが自分の得意分野を活かして、色んなことに挑戦できる土壌があると感じたのです。

エンジニアリングにおけるマネジメントの役割

ーー齋藤さんは、チームリーダー、プロジェクトリーダー、プロジェクトマネジャー、そして現在の部署全体のマネジメントを担うゼネラルマネジャーへとキャリアアップされてきましたよね。以前から組織運営には興味があったのでしょうか?

はい。エンジニアとして、スペシャリストを目指すよりもマネジメントのスキルを高める方が自分の能力を活用できると感じていたんです。

以前から「真面目で一生懸命で、高い技術力を持つエンジニアが何人もいるのだから、組織マネジメントによって個の力をもっと引き出せるのではないか」と感じることは、しばしばあって。

そこから、プロジェクトやチームをまとめ、個々のエンジニアが力を最大限発揮できるようサポートする役割を担いたいと考えるようになりました。

マネジメント職に就いてからは、しっかりと目的・目標を可視化することを大切にしています。目標値と現在にどんなギャップがあるのか明確にし、チーム全員にしっかりと情報共有する。この基本的な考え方には、チームリーダー時代も、ゼネラルマネジャーの今も大きな変化はありません。

ただ、ゼネラルマネジャー就任後には「ITを通じて人材業界のビジネスプロセスの変革を担う部署として、事業がどう在るべきか」という1つ上の視座を獲得できたと思います。
転職や求人に関するサービスは競合も多く、変化も早い。そこに私たちがITでどのように貢献していくのか。新たに学び、考えるべきことはたくさんありますね。

大きな組織変革から始まった、ゼネラルマネジャーの道

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ーーゼネラルマネジャーに就任してからの、この1年はどんな年でしたか?

私が就任した後、リクルートメントソリューション部で担当していた1つの求人サービスが終了となりました。このサービスのクロージングに伴う組織の統合・改編は大変でしたね・・・「ビジネスの変化に合わせて、組織も変化していかなくては」と強く感じる1年でした。

ーー就任直後の大きな変化を、どのように乗り越えてこられたのでしょう?

終了した求人サービスと「doda」を統合することで、組織は170人を超える大所帯になりました。もともと同じ部署内にあったとはいえ、やり方も違うし、文化も違う。そこをどう共存させていくのかはとても大変でしたね。今もベストな方法を模索しつづけています。

また、メンバーのポジションアサインは、特に時間をかけて検討してきました。単純な人員不足の場当たり的なアサインはしたくない。メンバーの将来のキャリアを見据えたローテーションを組み、この機会を活かして「メンバーの成長を促せるように」と意識して、新たな組織を作っていきました。

ーー技術面でも、近年力を入れて取り組んでいることはあるのでしょうか?

クライアントであるパーソルグループは、さまざまな先進的な取り組みを実施しています。ITリテラシーの高い担当者様も多く、新技術を使ったサービスづくりにとてもポジティブです。

その要望にしっかりと応えられるように、私たちもクラウドサービス、AI(機械学習)、データ分析などトレンドに即した技術も貪欲に取り入れながら開発を進めています。

キャリアとは「点」を「線」にしていくこと

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ーー今後はコロナの影響で大きな変化を伴うことがあると思います。それらを踏まえ、これからの展望を教えてください。

そうですね。多くの業界で変化を余儀なくされる中で、今後はダイバーシティを意識した改革が必要となっています。
多様な人を受け入れるということだけでなく、働き方も、技術的な部分でも、多様性はより一層大事にしなければならないものと考えています。

あらゆる社員の幸福なキャリアを作れる組織にしていきたいですね。

ーー素晴らしいですね!では、幸福なキャリアを目指すために、個々のエンジニアにとって必要なことは何でしょうか?

従来のようにただ「仕事で使う技術」を極めるだけでは、なかなかエンジニアの市場価値は上がっていかないと考えています。顧客志向やビジネス思考も、今後エンジニアに求められていくのではないでしょうか。

だからこそ、「学習し続ける」ことは本当に大切だと思っています。私自身も昨年から大学院に通い、ビジネス、技術の両面で勉強を続けています。エンジニアとしての市場価値を常に意識して、自分自身で学ぶ楽しさを創り出していくことが必要だと思います。

ーーこれからエンジニアとしてキャリアアップしたい人に、どんなことを伝えておきたいですか?

私は「自分のキャリアはこうじゃないといけない」と固執せず、まず歩いてみて、違ったなと思ったらまた別の違う道を進んで、それを線にしていけばいいと思っているんです。その線を自分なりに模索しながら作っていけるのがキャリアの楽しさなんじゃないかなと。

そして、そのキャリア形成の幅が広く、融通が利く組織がパーソルP&Tです。

しっかりとマネジメントスキルを積み上げていくこともできるし、エンジニアのスペシャリストとしてのキャリアも実現できる。私自身、これからも個々のキャリアを尊重する姿勢を大切にしながら、組織を発展させていきたいと思っています。


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