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技術の力を使って、業務効率化を推進。長いキャリアを持つからこそパーソルP&Tで実現したいこと

初めまして、グループソリューション統括部スタッフィングチャネルソリューション部の宮澤 聡です。インフラサービスグループに属し、2022年10月より技術リーダーを拝命しました。

私がパーソルプロセス&テクノロジー(以下、パーソルP&T)に入社したのは、2022年5月のこと。まもなく半年が経とうとしています。

これを一つの節目ととらえ、これまでのキャリアの振り返りや今後のやりたいことを言語化しようと筆をとりました。本記事から少しでもパーソルP&Tの魅力が伝われば幸いです。

※2024年7月1日を以てパーソルプロセス&テクノロジーからパーソルクロステクノロジーへ事業移管されました。記事の内容は執筆当時のものです。

▼プロフィール
宮澤 聡
入社年:2022年5月
所属:グループソリューション統括部
スタッフィングチャネルソリューション部
趣味:家庭菜園(夏)、動画配信サービス視聴(通年)


不景気も失敗もあった。それでも得られたものがある

私がIT業界に興味を持ったのは、まだ少年時代のこと。当時NECがPC88シリーズのコンピュータを販売しており、それに触れるうちに「将来はコンピュータに関わる仕事がしたい」と思うようになったのです。

その思いは大人になっても変わらず、社会人になってからパーソルP&Tに入社するまで、独立系SIerを中心とした4社でエンジニアのキャリアを積んできました。

新卒入社したSIerで約5年間オペレーターを経験した後は、UNIXの運用保守や構築、プリセールスなどに携わりながら、インフラエンジニアの道を進むことになります。

さまざまなインフラ案件に携わってきましたが、決して順風満帆ではありませんでした。リーマン・ショックの煽りを受けたり、会社でインフラ部門の立ち上げに携わった際には力不足を痛感しました。

結局、部門の立ち上げがうまくいかず悔しい思いもしてきましたが、事業を伸ばすには人材の育成が必須であること、システムエンジニアリングサービス(以下、SES)と人材のマッチングの難しさを体感できたことなど、得られたものはとても大きかったです。

特にどんなにインフラ案件の市場が安定していても、そこに「人」がいなければ事業成長はないと肌身で感じられたことは、私の「若手を育成していきたい」という思いを強くした体験の一つになっています。

今後もクラウドに関わり続けたい。豊富なプロジェクトが魅力でパーソルP&Tに入社

前職では、SESの他に自社でクラウドのサービスを立ち上げて提供していましたが、ホールディングス化の影響もあって、ITとはあまり関係のない事業を始めるなど会社の方向性も変化していきました。

私としてはクラウドの技術を極めていきたいと思っていたところで、インフラとは無関係のプロジェクトにアサインされることに違和感を覚えることに……。そんな時に出会ったのが、パーソルP&Tです。

パーソルP&Tでは、お客様から預かっているシステムをクラウドに移行するプロジェクトが進む予定だと伺ってとても魅力的を感じました。

面接の場でも「入社した場合はこんなポジションを用意している」「こんなミッションに挑戦してほしい」など丁寧に説明を受け、内定時には「ぜひうちに来てほしい」と熱いオファーをいただいたことも入社の決め手になりました。

一日の長として、若手の育成がミッション

入社後には、まず巨大システムの構造を理解するために、さまざまなプロジェクト事例や運用周りを学んでいきました。その際に、せっかくなので点在していたドキュメントの目録や用語集を作って「どこになんの情報があるのか」を整理しながら理解を進めることにしたのです。

オンボーディングにかかる準備には少なからず手間ひまがかかるもの。しかし、事前に必要なコンテンツが揃っていれば負荷は軽くなります。今後のオンボーディングの一助になればとも考えていました。

10月に技術リーダーを拝命し、現在は若手の育成をしていこうというところです。
長年に渡り複数社を経験してきた分、まだパーソルP&Tの環境しか知らないという若手メンバーに教えられることもあると思っていますので、具体的に何をどう伝えていくか施策を考えたりもしています。

事業のため、仲間のため、そして自分のためにやりたいこと

私がパーソルP&Tでやりたいことは三つあります。

まずは「技術の力を使って業務を効率化・高速化し、作業時間や工数を減らすこと」です。効率化を実現することで、学びの時間を確保できる環境を作り、チームメンバーと共に成長していきたいです。現在Udemyというオンライン学習ツールも使えるのでもっと利用していきたいですね。

私は入社後すぐに「インフラ構築を自動化する」プロジェクトに参画したのですが、このプロジェクトのように自動化などの技術を用いて作業量を減らし、新しいことを学ぶ時間を確保するということをやっていきたいです。

お客様からお仕事をいただいている以上は、業務の絶対量を減らすことは難しいですが、日頃運用にかかっている工数や作業内容を精査して、一番効率よく工数を減らすにはどうするべきかを分析したいと思っています。

自動化を進めると、ヒューマンエラーが減るため品質が上がり、手戻りがなくなって工数も減っていくなどよいことばかり。大きな目標ですが、最終的には工数を二分の一に削減することに挑戦したいと考えています。

二つ目は、若手の育成です。私は今までの経歴の中で「人」に関する壁にぶつかってきました。やはり事業は人ありき。人が成長すれば事業も伸び、逆も然りです。

これからメンバーのレベルアップを図る上では、勉強会などを積極的に企画していきたいと考えています。

例えば、資料や作業環境を用意してハンズオン形式の勉強会を実施すれば、実際に手を動かしながら新たな学びを得られるかもしれません。準備は大変ですが、やる価値はあると思います。

三つ目は、入社の決め手にもなった「クラウド移行プロジェクト」への参画です。
まだプロジェクトとして始動していませんが、ぜひ経験の一つとして取り組みたいので、プロジェクトのスタートを楽しみにしています。

私たちスタッフィングチャネルソリューション部の主な顧客はパーソルテンプスタッフです。グループ会社というのもあって距離が近く、意見交換をしやすい関係性を築けているのは魅力だと思います。

チームのメンバーもお客様の基幹システムをお預かりしているという責任感を持って、日々努力を怠らない気の良いメンバーばかりです。そんな魅力あふれる組織をさらに活性化させる取り組みには、積極的に挑戦していきたいと思っています。

エンジニアは一生勉強。それが「楽しさ」や「喜び」になる

どの職種にも言えるかもしれませんが、私は「エンジニアも一生勉強」だと思っています。

例えば、私はインフラエンジニアとしてキャリアを築いてきましたが、クラウド技術が生まれたことで、インフラエンジニアではなくてもサーバーが作れるようになってきました。さらに言えば、サーバーレスというのもあり、アプリケーションエンジニアが簡単に環境を構築できる時代です。

つまり、インフラエンジニアもモデルチェンジが必要ということ。Googleが提唱したSRE(Site Reliability Engineering)にあるように、システム全体の信頼性や安定性を高めることに焦点を置いていくべきです。

ただインフラ環境を構築するのではなく、障害が起きた時にうまくトレースさせる仕組みを考えたり、アプリケーション機能以外の面での安全性を高める技術を提供したり。今後はそういったことがより求められていくようになると感じています。

個人的には、エンジニアは多かれ少なかれ「面倒くさがり」だと思っています。面倒くさがりだからこそ「自動的に効率よくできる手段はないか?」「これは無駄な作業じゃないか?」と疑問に持ち、新しいことにも取り組める。新しい技術を求めて勉強して、また仕事に活かすという好循環が生まれます。

新しいものをどんどん取り入れていけば、もっと仕事が楽しくなると思うのです。パーソルのグループビジョン「はたらいて、笑おう」にも結びつきますが、楽しいという気持ちは一番仕事を長持ちさせます。

「新しい技術を身につけたい」「疑問に思ったことはどんどん改善していきたい」そんな挑戦意欲の高い仲間を増やしていきたいです。


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