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ITエンジニアの“可能性”が広がる。パーソルグループの営業利益創出を技術で支える仕事とは?

多様な業界における技術課題の解決を目指すパーソルクロステクノロジー。メンバー一人ひとりが自身の技術を磨き、お客様の課題解決に向けた取り組みを進めています。

今回はグループソリューション本部 コーポレートビジネスソリューション部の鹿島さんと小瀧さんによる対談を実施。営業支援システム「Genie」のプロジェクトを担当するお二人に、プロジェクトの特徴や仕事のやりがい、注目している技術についてお聞きしました。

※本記事に記載された内容は公開時点のものです


プロフィール

鹿島 隼人さん(写真・右)
グループソリューション本部 コーポレートビジネスソリューション部 所属
2023年4月、パーソルクロステクノロジー(当時のパーソルプロセス&テクノロジー)にキャリア入社。現在は営業支援システム「Genie」プロジェクトのリーダーとして、システム開発業務や顧客折衝、プロジェクト進行管理等を担当。
小瀧 誠也さん(写真・左)
グループソリューション本部 コーポレートビジネスソリューション部 所属
2023年8月、パーソルクロステクノロジー(当時のパーソルプロセス&テクノロジー)にキャリア入社。営業支援システム「Genie」プロジェクトのメンバーとして、追加機能の開発、ユーザーからの問い合わせ等の保守業務を担当。

今までにない経験ができるパーソルクロステクノロジーに魅力を感じた

ーー本日はよろしくお願いします。まずはお二人の自己紹介をお願いします!

鹿島:鹿島 隼人と申します。前職では客先常駐型の開発業務を約10年経験していました。2023年4月にパーソルクロステクノロジーへ入社してからは、パーソルホールディングス向けの営業支援システム「Genie」のプロジェクトに参画。まずはメンバーとして開発業務を担当しました。入社半年ほど経った頃からチームリーダーを任せていただいています。

小瀧:小瀧 誠也です。私は駐車場機器メーカーに新卒入社し、機械エンジニアとしてハードウェアの設計などを担当していました。そんな中でIT業界に興味を持ち、キャリアチェンジを決意。ウェブ開発部門への社内異動を経て、2023年8月にパーソルクロステクノロジーへ転職しました。入社後は鹿島さんのもとで「Genie」の追加機能開発やユーザーからの問い合わせ対応などの保守対応を行っています。

ーーお二人がパーソルクロステクノロジーへのジョインを決めた理由を教えてください。

鹿島:転職する直前に関わっていた前職での開発プロジェクトの現場では、比較的レガシーな技術を用いていました。今後のことを考えると、もう少しモダンな技術も身につけておきたい。そんな想いを持つ中で出会ったのがパーソルクロステクノロジーでした。クラウドの開発環境やモダンな技術を用いたアプリケーション開発、そしてチームリーディングの分野も学べる環境。「ここなら思う存分、成長できそう」と感じたのが入社の決め手でした。

小瀧:私はそもそも異業種からの転職だったので、いろんな案件を経験したいと思っていました。まだまだITエンジニアとしてのキャリアプランが不明確な中では、さまざまな選択肢を取れる環境がある方が良いと考えていたんです。パーソルクロステクノロジーは組織規模が大きく、多種多様な案件を取り扱っています。本格的にITエンジニアのキャリアをスタートさせるにあたって、最適な環境だと考えました。

注目度の高いプロジェクトの中でスキルを磨けることがやりがいに

ーーコーポレートビジネスソリューション部の特徴を教えてください。

鹿島:私たちは、主にパーソルホールディングス向けにグループ共通のシステム開発・保守をメインに行っています。顧客は同じパーソルグループの企業。それゆえに顧客と近い関係性の中でグループの価値最大化に努めることができる環境です。

バックグラウンドや得意な技術領域はさまざまですが、自分の担当案件と向き合って「もっとこうしよう」と自主的に動ける20〜30代のメンバーたちが活躍しています。コミュニケーションも大切にしていて、毎日行っている朝会の雑談タイムでは和気藹々と盛り上がったりもします。

小瀧:普段リモートワークで直接顔を合わせる機会が少ない中で雑談タイムは割と良い文化ですよね。あとプロジェクトによっても異なりますが、AWSを中心としたクラウドサービスの利用はもちろん、TypeScript、React、Node.js、Vueなどの比較的モダンな技術を用いた開発をしているところも特徴的でしょうか。

鹿島:そうですね。とくに、私たちのチームで手がけている「Genie」は多くの方々がアクセスするWebアプリです。それゆえに「モダンWeb(*1)」の観点がポイントとなり、React等の技術を用いる利点が大きいと考えています。

また、アジャイル開発でスクラムの手法を採用しており、開発スピードの早さも特徴的です。開発のスタイルと顧客との距離の近さの相乗効果で要件定義やスケジュール調整もどんどん進む。以前の職場ではなかなかできなかった体験をしています。

*1)従来のWebシステムではサーバー側で処理していた部分をブラウザ側で処理することで、ユーザーの操作性やレスポンスを改善する技術のこと

ーーお二人は「Genie」のプロジェクトを担当されているとのことですが、そもそも「Genie」とはどのようなものでしょうか?

鹿島:「Genie」は、パーソルグループ内で活用されている営業員専用のWebシステムです。かつては、複数存在していた営業員向けの情報管理システムを一元化し、営業員の情報収集プロセスの効率化を実現しています。先輩方が企画の段階からパーソルホールディングスと共に作り上げ、現在は私たちのチームで「Genie」の追加機能開発や保守運用を担っています。

※営業支援システム「Genie」のプロジェクト詳細は以下の記事でもチェックしていただけます!

ーーモダンな技術を用いて事業的にインパクトの大きいシステム開発に携わる中で、やりがいやご自身の成長を感じる瞬間はどんなときでしょうか?

鹿島:やはり「注目度の高いプロジェクト」に参画できていることがやりがいになっていると思います。「Genie」はパーソルグループの営業利益の創出を目的に作られた営業支援システムです。パーソルホールディングスの営業部員の方々に活用いただくことで、間接的にでも売り上げの創出に貢献できるというのはエンジニアとしても誇らしいことだなと思います。

また、自身の成長という観点だと、将来性のある技術を学べているところが大きいです。私の場合はパーソルクロステクノロジーに入社する前までモダンWebの技術にはまったく触れてきませんでした。今後、Webアプリケーション開発のキャリアを歩んでいくにあたって、貴重な経験をさせてもらっていると感じますね。

小瀧:私もそうですね。そもそも業界が違ったので、TypeScriptやReactといった技術は個人開発でしか経験がありませんでした。それらの技術を実務で使いながら、スキルを磨けているというのは入社前から望んでいたこと。それを実現できていることは大きなモチベーションになっています。

先ほど鹿島さんがお話してくれましたが、とにかく顧客との距離が近いんですよね。私も顧客とのミーティングに同席させてもらったり、要件定義の段階から顧客と打ち合わせをしたりすることがあるのですが、そこで自分が開発に関わった機能を評価いただく機会も多いんです。実際にシステムを使っているユーザーから直接良い評価をいただけるのは純粋に嬉しいなと感じます。

自分のできることが広がっていく。“学び”の多い環境が魅力

ーー若手のメンバーも多いと思いますが、技術力を高めるための組織的な取り組みもあるのでしょうか?

鹿島:チーム内では社内Wikiを活用しています。メンバー各自に自分の担当案件で得られたナレッジなどをWikiにまとめてもらったり、時にはミーティングで説明してもらったり。経験から得られたことは個人の学びにとどめずに、チーム全体へ共有するようにしています。

小瀧:ナレッジの共有文化はありますね。週一ペースで開催される勉強会で各自発表する機会もあるんです。私も自分が気になっている技術をワークショップで触ってみた結果の報告をしたことがあります。インプットだけでなく、アウトプットの場があるとより自分の力になる気がしますね。

あと取り組みではないので余談にはなるのですが、先ほど話に出た朝会の「雑談タイム」で最新の技術に関するニュースなどが話題にのぼることもあります。それが「ちょっと調べてみようかな」というきっかけになることもありますね。

ーーお二人は個人的にも技術研鑽に励んでいると思いますが、今注目している技術や習得したい技術はありますか?

鹿島:学んでいきたいのは「クラウド構成」ですね。システムの品質向上や生産性向上のために、よりクラウドネイティブにクラウド上のCI/CDの構成を学んでプロジェクトに活かしていきたいと思っています。また、チームリーディングやマネジメントも今後のキャリアのために習得しておきたい分野です。プロジェクトマネジメントについてのUdemyの動画や書籍もチェックしています。

あとは最近とくに注目しているのは「ChatGPTの活用」ですね。実際の業務に活かせるかは現段階で未知数ですが、すでに社内ではAIによるチャットボットシステムは導入されているので、うまい活用方法が見つけ出せたらいいなと思います。

小瀧:私はどちらかといえば「フロントエンド周り」の技術に関心を持っています。プロジェクト内でもパフォーマンスの課題が持ち上がることがあるので、そこに対する検証だったり改善の仕方だったりを学んでいきたいです。

また、現在扱っているシステムのアーキテクチャ的なところで「マイクロサービス化(*2)」ができるといいなと思っています。「Genie」は機能が多く、規模の大きなシステムです。もう少し結合化できれば、より柔軟性があり拡張性の高いシステムになっていくのかなと考えています。

*2)ソフトウェア開発手法の一つで、機能に沿った、複数の独立した小さなサービスを組み合わせて連携させることで、一つの大きなサービスを動かすというもの

ーーお二人が感じている、ご自身の組織ならではの推しポイントを教えてください。

小瀧:私自身は異業種からパーソルクロステクノロジーに入社したこともあり、何もかもが「はじめて」ということが多いんです。前職の頃よりも圧倒的に業務の幅が広がって、開発業務以外の運用方針の観点といった知見も身につきつつあります。入社から1年で「成長したな」と感じられる瞬間が増えました。

何よりありがたいのは、ワークショップだったり勉強会だったりが定期的に開催されている環境です。業務時間内に「自分が気になることを勉強できる」というのは成長環境として推せるポイントだと思っています。

鹿島:パーソルクロステクノロジーに入社してからスクラムチームの運営というところで、顧客折衝の機会がすごく多くなりました。スクラムではチーム改善が頻繁に行われますし、決まった型もありません。基本的には「自由」の中で自ら進め方を考える経験は今までになかったこと。これまではできなかったことができるようになっていく。自分ができることの幅が広がっている感覚を持てるのは嬉しいですね。

また、私たちが所属している課ではプロジェクト間での隔たりがほとんどなく、別プロジェクトのメンバーにもフラットに質問したり、やりとりができたりするところは良いところだと思います。

技術を磨いて「Genie」をもっと良いシステムに進化させていきたい

ーー最後に、今後の目標を教えてください!

鹿島:先ほどお話しした学びたい技術に関連するのですが、現状の品質向上と生産性向上が当面の目標になります。そのためのアーキテクチャの刷新などがあれば、今行っている学びを活かしながら関わっていきたいです。また、今後も継続してプロジェクトマネジメントを学び、できることの幅を広げていきたいと考えています。

小瀧:誕生から一定の時間が経過し「Genie」は規模の大きなシステムになってきました。ともすれば、今後は改善や刷新という話もどんどん出てくると思っています。そういったリファクタリングの面でも知識や経験を積んで、自分の力にしていくことが目標です。


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