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子どもが憧れる存在へ。パパさん社員が語る「仕事×子育て」のリアル

こんにちは。プライムSIを手掛けるグループソリューション統括本部・システムソリューション統括本部の採用チームです。

多くのパパさん、ママさんが活躍するパーソルクロステクノロジー。2020年8月、第二子の誕生をきっかけに育休を取得し、現在はフルリモートワーク中の竹内賢太さんも育児と仕事の両立に奮闘しているパパさん社員の1人です。

「家事育児において、夫婦のどちらかだけの負担が大きいのはフェアじゃない。夫婦が健全な関係性であり続けるために、家事や育児にも能動的に参加したい」と語る竹内さんに、1日の過ごし方や家族との向き合い方をお聞きしました。

<プロフィール>
竹内 賢太さん

IT系のサポートを行うコールセンターでの勤務を経て「はたらくを楽しもう」のスローガンに惹かれてパーソルキャリア(当時のインテリジェンス)に入社。
2010年にパーソルクロステクノロジーに異動し、現在はグループソリューション本部 グループビジネスソリューション部に所属し、パーソルグループ内のPM業務やインフラに関連する業務に従事している。プライベートでは、4歳の女の子と1歳の男の子のパパとして育児に奮闘中。

一男一女を授かり、夫婦力を合わせて育児と仕事の両立に奮闘

ーー竹内さんご夫婦は、お二人ともパーソルグループで働きながら子育てをされているんですよね?

はい。僕はパーソルクロステクノロジーでフルリモートワーク、妻はパーソルテンプスタッフに所属し、時短勤務で必要に応じて出社しながら働いています。

ーー昨年、育休を取られてから1年になりますね。今が1番かわいい時期なんじゃないですか?

そうですね。かわいいというか、怪獣というか……。うちには上に女の子がいるので、子育てには慣れているつもりでしたが、男の子はこんなにパワフルなのかと。思った以上に大変です(笑)。

ーー女の子にはないパワーがありますよね。第二子の誕生で奥様だけでなく、竹内さん自身も育休を取ろうと思ったのはなぜですか?

2人目が生まれた後の生活を想像してみた時に「僕も育休を取らないと回らないのでは?」と妻と話し合ったんです。

1人目の時も子育てが大変なのは変わらないですが、それでも生まれたばかりの赤ちゃん1人なので、妻が実家に戻って赤ちゃんのペースに合わせた生活ができればなんとかなりました。

しかし、2人目となると、長女には長女の生活サイクルがすでに出来上がっていて、生まれたての赤ちゃんと動き回る長女の面倒を妻だけで見るのは現実的ではないと思ったんです。

加えて、夫婦のどちらか育休を取ると預かり時間が短縮されるという保育園のルールがあって……。僕は仕事をしながらだと途中で抜けることができないし、妻も赤ちゃんを抱えてのお迎えは大変だろうと思いました。

そんなことを考えていた時、ちょうど一緒に仕事をしていたパパさんが育休を取ったと聞いて、背中を押されましたね。もともとパーソルグループは、働き方や育休に対する理解が進んでいる会社。「育休を取ります」と言っても嫌な顔はされないという確信もありました。

ーー出産直後はいろいろと大変ですし、奥様も助かったでしょうね。現在は職場復帰されていますが、フルリモートでの働き方はどうですか?

フルリモートの環境は、とても助かっています。子どもが2人いると、妻1人では何かと効率よく回せないこともあるんですよね。

たとえば、ご飯の準備中に子どもが暴れ出したら、手を止めないといけない。そういう時に自宅にいれば、僕がサポートに入れるんです。

妻からも「助かっている」と言われますし、僕もフォローをし続けたいと感じています。

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▲家族を見渡せる吹き抜けスペースで働くことで、夫婦で連携しやすい環境にある

僕の仕事スペースはちょうど吹き抜けになっていて、妻や子どもたちが見渡せるので、常に家族の様子を意識しながら仕事をしています。

「ちょっといい?」「大丈夫?」と夫婦で声を掛け合ったり、泣き出した子どもをあやしに行ける環境です。

ーーお二人のお子さんに恵まれて、心境の変化もありましたか?

子どもが生まれたこと自体ではなく、生活環境が変わったことによる心境の変化は多少ありますね。

実は僕自身、若い頃に音楽活動をしていた時期もあったくらい「自分の時間を謳歌する」タイプだったんです。

しかし、現在は当然「子ども中心」の生活。子育てに関する悩みや工夫を考えることが増えたり、未来の社会に対する興味が高まったように思います。

子どもにはどんなことを教えていくべきなのかを真剣に考えたり、マイホームを持って、自分がこれから根付く地域社会が決まったことで、社会に対しての意識も変わりました。そんな自分を顧みて、大人になったなと感じますね(笑)

おはよう〜おやすみまで「竹内さんの1日」

ーーここからは竹内さんの1日のスケジュールを見ながら、お話を聞きたいと思います。

スケジュール

ーー朝がとても早いですよね。

そうですね。特に休日は長女の寝かしつけは僕の担当で、そのまま一緒に寝ちゃうんです。1回寝ると起きられなくて(笑)。いろいろ試行錯誤した結果、寝かしつけ担当の日は子どもと同じ時間に就寝し、翌日の早朝に自分の時間を作るのがベストでした。

それ以外の日も何時に寝ても、必ず5時には起床しています。前日にできなかった家事を片付けたり、自己学習の時間にあてることができる。早朝の時間帯は僕にとって貴重な時間なんです。

ーーお子さんが起きてからは、保育園に送る準備でバタバタしますものね。

6時半に家族そろってご飯を食べることにしているので、毎朝6時には子どもたちも起こします。妻と手分けして、ご飯を準備したり、子どもの身支度をしたり。毎日が時間との勝負ですね。子どもが生まれる前は、9時始業の時に、8時30分に起きることもありましたが、今は仕事開始までが一苦労です。

ーー朝からずっと忙しく活動されていると思いますが、オンオフの切り替えはどのようにされていますか?

まず、朝はシャワーを浴びて心とカラダをシャキッとさせるという習慣はありますね。最近は近所においしいタイ料理屋さんを見つけて、ランチはそこに通ったりもしています。

リモートワークで1日自宅にいるので、生活にメリハリをつけるために外の空気も吸うようにしているんです。ランチから戻ったら、軽く家事をして仕事に戻ります。

ーーお子さんのお迎えは奥様が行かれることが多いんですね。

はい。夕方の時間帯は、ミーティング中のことが多くて……。妻がお迎えをしてくれています。子どもたちの帰宅時には、ミーティング真っ最中なので「おかえり」と言えない分、手を振ってお出迎えしているんです。

ーー1日の流れをお聞きしてみると、本当にご夫婦で協力されてますよね。

これは持論ですが、家事や育児は「家族」を夫婦で運営する上での必要なタスクだと思うんです。得意不得意は加味しつつも、負荷は夫婦で平等に負わないとフェアじゃない。「これは誰の仕事」と役割をきっちり決めるよりも、その時々でお互いの状況を見ながら「これやっておくね」と声を掛け合うようにしています。

僕は料理を作るのが好きだったりするので、休日は料理担当など決まっているものもありますけど、基本はケースバイケースです。

周囲のサポートに感謝。広がった視野をプラスに変える

ーー二児の父として、仕事と育児の両立をする中で、お悩みなどはないのでしょうか?

恵まれた環境で仕事をさせてもらっているので、悩みというと思いつかないですね。

いわゆる「自分の時間が取れない」といったパパ・ママ共通の悩みみたいなものはありますけど、それ以上に周囲のサポートに対する感謝のほうが大きいです。

ーーなるほど、周囲の協力を得られるのは大きいですよね。育児が仕事にプラスになっていると感じることはありますか?

心境の変化の部分でも少し触れたのですが、自分の興味が「社会」や「教育」に向いたことは、少なからずプラスに働いていると思います。

直接的な業務に結びついているわけではないのですが、パーソルグループには「Drit(ドリット)」と呼ばれる新規事業開発プログラムがあり、僕も以前からワークショップやセミナーに参加させてもらっています。

その中で新規事業を考える時には「顕在化している社会課題をどのように解決するのか」というイシュードリブンという思考法を用いるのですが、子どもがいることでより世の中のイシューに対するアンテナが張れるようになったと思います。自分が思い描く新規事業の幅が広がったように感じますね。

また、同じように子育てをしているお客様やプロジェクトメンバーと、子どもの話をきっかけにアイスブレイクが盛り上がるようになりました。

すべてのパパとママを尊敬し、自身もよき親として努力し続けたい

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ーー最後に働くパパさん・ママさんにメッセージをお願いします!

子育てには、すごくパワーが必要ですよね。僕自身、最初に考えていた10倍は大変でした(笑)。世の中のパパやママは、日々子どもと向き合っていて「すごいな」と本気で尊敬しています。

子どもは三者三様。子育てに正解はない中で、僕も悩みながら子育てに奔走しています。最近「これからの時代は、子供の非認知機能を伸ばすことが大事」だという話を耳にしました。

そのためには、子どもが「憧れ」の対象になる大人を見つけ、真似をすることが良いのだそうです。

僕たち夫婦も「子どもが憧れるようなパパとママになりたい」と頑張っています。同じように親として奮闘している方と、ぜひ一緒に頑張っていきたいですね。


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